百貨店売上高、９年ぶりプラス クールビズなど後押し（SankeiWeb）

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百貨店売上高、９年ぶりプラス　クールビズなど後押し（SankeiWeb）

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　日本百貨店協会が２４日まとめた平成１７年度の全国百貨店売上高は前年比（店舗調整後）０．７％増の７兆８５０９億円となり、平成８年度以来９年ぶりにプラスに転じた。売り上げ全体の４割を占める衣料品が好調だったため。景気回復を背景に、百貨店の復調は数字からも裏付けられた形だ。
　衣料品では、ビジネスマンに夏の軽装を促した「クール　ビズ」が紳士服市場を活性化。ノーネクタイでもおしゃれに見えるワイシャツだけでなく、ベルトや靴など身の回り品にも需要が拡大。さらに冬の寒さがコートなどの重衣料の売り上げを引っ張った。

　さらに牽引（けんいん）役になったのが高額品需要。「１００万円の高級時計を普通のサラリーマン風の人が買いに来る」（百貨店幹部）など、所得環境の好転や株高による資産効果が反映されたとみられる。

　一方、日本チェーンストア協会が同日発表した１７年度全国スーパー売上高は１４兆１４８２億円。伸び率は２．０％減（店舗調整後）と９年連続のマイナスだった。

(04/24 19:48)
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