かりゆしウエア5年ぶり黒字/「クールビズ」追い風に(沖縄タイムス)
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2006年4月21日(金) 朝刊 13面
かりゆしウエア5年ぶり黒字/「クールビズ」追い風に(沖縄タイムス)
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県ホテル旅館生活衛生同業組合は20日、同組合が実施するかりゆしウエア促進事業で、2005年度の販売実績が沖縄サミット開催時以来、5年ぶりに黒字となったことを発表した。販売枚数、売上単価、売上総額の前年比はそれぞれ11・4%、4・5%、16・5%の増加。割引や特典に使う普及促進費を差し引いた組合の純利益は161万円となった。04年度の125万8000円の赤字から大幅に回復した。
昨年は告別式用ウエアが好調だっただけではなく、全国的に提唱された「クールビズ」運動が普及促進に効果を発揮したという。
01―02年はサミット後の普及停滞を防ぐため割引や特典を追加。組合負担額が増えたため売上単価を落とした。03年からは礼服用ウエアやかすり、ウージを使ったウエアが登場。単価を押し上げる要因となった。
同組合のかりゆしウエア普及活動は1989年に始まり、2005年度までに917万8000円の累積赤字を計上している。大城吉永専務理事は「今後5年で累積赤字を解消したい」と話した。
2000年からは2000円札でかりゆしウエアを購入する客に5%を割引きするなど、同組合が取り組む2000円札普及運動と並行して実施している。
今年は新作ウエア39種類を3675円、告別式用ウエア4種類を6300円、オリジナルウエア20種類を7350円、過年度ウエア20種類を3150円で販売する。
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