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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

クールビズ、2年目の商戦スタート(asahi.com)

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クールビズ、2年目の商戦スタート(asahi.com)


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2006年04月19日

 ネクタイをとるだけがクールビズではありません――夏の職場を軽装ですごす「クールビズ」2年目の商戦が19日、高島屋や大丸など関西の百貨店で始まった。アパレル各社も「すべてをおしゃれに着こなす」提案に力を入れている。スーツや下着、かばん、小物まで、商品の幅を広げて品ぞろえを豊富にしたのが特徴だ。

 高島屋大阪店は、5階フロアに売り場を設けて売り込みを始めた。昨年に比べて1カ月以上早い。商戦の中心となる半袖シャツだけでなく、今年は色や襟の形が様々な長袖シャツやジャケットなどの種類を大幅に増やした。ベルトでも茶色だけで微妙な色違いを12種類もそろえ、「今夏は涼しさだけでなく、おしゃれな着こなしが求められる」(広報)と売り込む。

 夏のおしゃれは小物も重要だ。財布や携帯電話、手帳などをまとめて持ち歩けるようにと、高島屋は携帯電話が二つ入るシステム手帳型の革製小型バッグ(税込み3万1500円)を独自開発し、5月中旬から発売する。19日、心斎橋店や梅田店で商戦が始まった大丸は、カフスやかばん、財布などの小物を、涼しく見える青色でまとめた。

 「クールビズでもフォーマルな着こなし」を前面に打ち出す三越は、通気性を確保するため素材に和紙を使ったスーツ(同5万400円)やニットのネクタイ(同6800円〜)をそろえた。近鉄百貨店の阿倍野本店は21日、阪神百貨店では26日から取り組みをスタートさせる。

 アパレル各社も力が入る。オンワード樫山は「仕事着の主流はやはりスーツ」を打ち出す。熱放出に優れた素材を採り入れ、従来品と比べ通気性を胸部で最大4倍、背中は6倍に高めたスーツ(同6万6千〜9万3千円)を開発。「五大陸」など主力ブランドで4月下旬から発売する。

 上着の右裏にループを付け、ネクタイを収納できるようにしたスーツを売り出したのは三陽商会。「改まった場で、ネクタイを即座に取り出して着用できて便利」

 長く低迷していた紳士服市場に、久しぶりに明るい話題となったクールビズ。昨年は小売り、メーカー側の準備期間が短く、ワイシャツの売れゆきが目立ったが、今年は準備万端だ。

 第一生命経済研究所の永浜利広主任エコノミストは「夏のボーナスはアップが期待できる。さらにクールビズ導入で男性がおしゃれに金を使うようになった」と分析。今夏のクールビズの市場規模を前年比63%増の約1500億円と推計する。
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