ウォームビズ浸透 東播磨各市町庁舎内(神戸新聞)
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ウォームビズ浸透 東播磨各市町庁舎内(神戸新聞)
─以下引用─
2006/02/01
省エネと地球温暖化対策の一環で環境省が提唱する「ウォームビズ」。東播地域の各市町でも庁舎内の温度を従来よりも低めに設定して取り組んでおり、身近な環境の問題を考えるきっかけにと、住民にも協力を呼び掛けている。(藤家 武)
ウォームビズは、秋冬期のオフィスや家庭の暖房を抑えて省エネにつなげる一方、重ね着で体感温度の調整を呼び掛けることで、服飾業界の消費活性化も目指している。
稲美町では窓口や議場など庁舎内七カ所に、温度計とともに設定室温「19℃」の表示を設置している。
同町では二〇〇一年から地球温暖化対策実行計画を立て、冷暖房をはじめ庁舎内の節電などで省エネを進めてきた。同計画では暖房時の室温を二二度としてきたが、今冬、環境省が二〇度を提唱していることなどから、さらに低い一九度に設定した。
同町総務課の試算では、三月末までの実施で、光熱費が約六十五万円削減でき、二酸化炭素排出量とともに前年比で15%減らせるという。
庁舎内ではカーディガンやジャケットなどを着用する職員が目立ち、ひざ掛けを利用している女性も。窓口に訪れた五十代の住民の女性は「建物の中に長くいても暑くならないのはいいですね」と話していた。
加古川市では昨年十二月から庁舎内を一八度に、高砂市でも近年は一九度に設定。播磨町は二〇度にしているという。(藤家 武)
─以上引用─