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地球温暖化、今のペースだと…永久凍土面積10分の1に(産経Web)

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地球温暖化、今のペースだと…永久凍土面積10分の1に(産経Web)

─以下引用─
 地球温暖化が今のペースで進めば2100年には、北極域に広がる永久凍土の面積が10分の1程度に減少し、生態系や人間生活に大きな影響が出るとのシミュレーション結果を、米大気研究センター(NCAR)などのグループが6日までにまとめた。

 NCARのデービッド・ローレンス博士は「凍土が解けると土の中に固定されていた二酸化炭素(CO2)が大気中に放出されるなどして、温暖化をさらに悪化させるという悪循環を招く危険がある」と警告している。

 グループは、気温変化による凍土の発達や縮小、地表の積雪量なども予測できる気候モデルを開発し、大気中のCO2濃度の増加が北極域の土壌に与える影響を調べた。

 CO2濃度が今のペースで増加すると、現在、北米やロシアなどにある約1100万平方キロ余の永久凍土が2050年にはほぼ半減、2100年には10分の1に当たる約100万平方キロになってしまうとの結果が出た。

 また凍土中の氷が解け、陸地から海に流れ込む真水の量が2100年には28%増加し、海流などにも影響を与える可能性があることも分かった。

 グループによると、凍土の減少はトナカイなど北極域の生物の生息に悪影響を与えるほか、建造物の倒壊や道路陥没などの被害も招くと予想される。

 凍土からCO2などが放出されたり、凍土地帯に森林が発達して地面が吸収する熱の量が増えたりして、温暖化を加速させる可能性もあるという。

 ■永久凍土 高緯度地域や高山帯で、夏でも温度が0度以下になり、少なくとも2年以上にわたって凍結している土壌。カナダや米アラスカ州シベリアなどに分布する。日本では富士山と北海道・大雪山で発見されている。厚さは数メートルから数百メートルになる場所もある。

(共同)(02/06 08:54)
─以上引用─