省エネ：「クールビズ」運動あやかり商戦本格化（MSN毎日インタラクティブ）

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以下記事
省エネ：「クールビズ」運動あやかり商戦本格化
　政府提唱の「ノーネクタイ、ノー上着」による夏の軽装化（愛称クールビズ）運動が１日に始まり、百貨店やスーパーで、この運動にあやかった商戦が本格化してきた。低迷が続く衣料品市場が、久々の新カテゴリーの登場で、活気づいている。各社は、半袖スーツでほとんど普及しなかった「省エネルック」と異なり「クールビズはノーネクタイでも格好よく着こなせるスタイル」と売り込む。
　高島屋東京店では、先月２５日から６階紳士服売り場の一角にワイシャツのクールビズコーナーを設けた。売れ筋は１万円前後の商品。紳士服販売部の高熊王介さんは「この１週間の売れ行きは好調で２枚買っていく人が多い。父の日のプレゼントでも人気が集まりそう」と話す。
　イトーヨーカドーも１日から、この運動向けのシャツの販売を始めた。９９年から通気性がよい素材を利用したシャツの販売を進めており、今年はクールビズで、販売に弾みをつけたい考え。今年は約２０万枚を用意して「６、７月の２カ月で昨年より売り上げを１０％伸ばしたい」と語る。
　西友は２日から、シャツやベルト、靴下など上から下まですべてそろえても１万８０００円台から購入できるなどと、クールビズの「経済性」を強調。６〜８月上旬の紳士服の売り上げを３０％増（昨年比）と見込んでいる。
　スーパーや百貨店ではこれまで、「紳士ものは起爆剤になる商品が欠けていた」が、新しい話題が提供されたことで、各社とも売り上げへの効果に大きな期待を寄せている。【小原綾子】
毎日新聞　2005年6月1日　20時24分

高島屋東京店では、格好よく着こなせるクールビズスタイルを提案している
以上 MSN毎日インタラクティブ 引用
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20050602k0000m020070000c.html