スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

ヒートアイランド対策に係る大綱に盛り込むべき施策に関する国民の皆様からの御提言の内容(案)

環境省資料 抜粋引用
表記について、平成15年6月3日〜7月18日まで募集した結果、合計148通の御提言を頂いた。
http://www.env.go.jp/air/life/heat_renraku/151016/mat_03.pdf

20 男
企業のエアコンの温度調節について、ISOの方式のように、計画段階では社員達にどれくらいまでならエアコンの設定温度を高くしてもいいかを調査し、実行の段階では、その設定温度でしばらくやってみて、見直しの段階では、社員達に感想を聞いた上で、再びエアコンの設定温度を決めたり、このシステムが定着できるように、社員にネクタイやスーツの上着を着用しない様に勧めている企業に環境省が「温度調節優良企業」の認定をする。また、この認定証を名刺に印刷すれば取引先にも省エネルックで訪ねやすいなどの効果も出てくるかもしれません。

31 会社員
(1)エアコン使用を抑える方策としての一案:夏季のスーツ・ネクタイ着用禁止奨励
夏季(たとえば6月1日〜9月30日)を「スーツ・ネクタイ着用禁止奨励期間」と位置づけ、これをまずは国会、中央官庁、ならびに地方自治体で積極的に実施させる。これを、後述するような形で民間企業にも促すことで、過剰なエアコン稼働を抑制することが可能になると思われる。
夏季、社会科見学で国会議事堂を訪れる小中学生の多くが「館内が寒い」という感想を述べるのは良く知られているが、この原因は極めて単純である。すなわち、大臣も含めた館内職員がスーツ着用を前提としているため、これに合わせた職場環境を提供しているからに他ならない。
また、「夏になると(春秋よりも)寒くなり、羽織る物が一枚必要になる」という職場環境は、官民問わず意外に多い。その理由は上記と同じく、スーツ着用を前提とした職場環境を実現しているからである。
これらを逆手に捉えれば、職員(とくに男性)がスーツを脱ぎ、ネクタイを外せば、館内温度を数度レベルで上げることが可能になり、エアコンからの排出熱を大きく低減できる。
本来、職務の服装は本人の自覚と良心にゆだねられるべきものであるが、いまだ国内では猛暑の時期であっても「スーツ着用が正装である」かのような文化的拘束(あるいは社会心理的拘束)があり、従来のように国が単なる奨励として呼びかけるだけでは、この無意味な慣行を打破することは出来ない。したがって、「上からの改革」が重要な意味を持つ。
具体的には、まずは国会、中央官庁、地方自治体の職員に対して「スーツ・ネクタイ着用の禁止」を奨励する。つぎに、このような官公庁施設の訪問者(主に民間企業の職員)に対して「スーツ・ネクタイ着用での訪問を原則禁止」とする。とくに、面談・会議時の着用禁止を徹底するべきである。さらに敢えて付記すれば、官民問わず、シャツの裾をズボンから出すことを奨励することが望ましい。
そもそもスーツ・ネクタイは欧州の文化であり、わが国の気候風土(特に夏季)に馴染むものではない。また、夏季の服装については、東南アジア諸国では公式な会議でも上記のような「シャツのみ、ネクタイ無し、裾出し」の格好である事実は興味深く、わが国でも大いに参考とするべきである。自衛隊・警察・消防といった制服にも夏服があるが、ホワイトカラーにとって、スーツとネクタイは「制服」のような文化が形成されている以上、廃熱の低減のためには、まずこの文化を打破することが第一と考える。したがって、夏季はスーツ・ネクタイの着用を原則禁止とするべきである。

29 男会社員
今の世の中、エアコンの使いすぎです。無駄な電気をたくさん消費しています。例えば寒すぎるデパート、コンビニ、電車内など。風邪をひくくらい寒いです。無駄な電気は火力発電などで発電されています。化石燃料を燃やすことでCO2が大気中に溢れ、温暖化に繋がります。
まずは、無駄な電気の消費量を減らす。というわけで、夏の背広はなしにしましょう。公務員は開襟シャツ。ビジネスマンも半袖。NHKのアナウンサーも開襟シャツ。夏は汗をかいたほうが健康にいいです。なんで夏なのに背広を着なければならないんでしょう。いつからそんなことが常識になったのでしょう、なんのために?暑いときは、それにあった格好をするのが自然です。常識を変えましょう。ちなみにうちの会社は7,8月は上着なし、ノーネクタイ。時代の先端を行っています。

31 男会社員
もうひとつの特効薬として思うのは、我々の服装です。日本ではこれだけお決まりのようにネクタイをしなければならない習慣がいまだ根付いているのは考え物です。
工場の役員などもネクタイ、ワイシャツ、とその上に作業着を着てるときがあります。まったくプラクティカルではないですし、そのセンスもこの上なく醜悪なのでぜひともやめていただきたいといつも思ってます。
私自身普段はネクタイは着用しませんが、それだけで特に夏はうらやましがられます。
元来スーツにネクタイ姿というのは社交上の目的のもので、ユニフォームや作業着と違い物理的メリットはないのではないでしょうか。我々日本人が勝手に「社会人のあるべき姿」としてのネクタイ+スーツ像を創り出しただけで、それがここまで来てまさに自分で自分の首を締めているようなものではないかと感じてしまいます。
ただわかっていても周りが始めないと自分も始めない日本人、やはりひとつの具体例としてメディアに取り上げられる規模の機関、企業から始めないと始まらないと思います。しかしそれはカジュアルデーのような明確な目的のない類のものではなく、もっと合理的な理由を挙げる必要があると思います。電力消費節約のため、ヒートアイランド対策のため、またはスーツ購入費の削減分の有効利用例、昼休みまたアフターワークなどカジュアルスタイルならではのライフスタイルの提案、等々。いったんブームのように火がつけば逆に日本人の場合またたく間にネクタイをはずし始めると思います。そして欧米並みの着用率になって落ち着くと思います。だってそんなに毎日ネクタイ着けてる必要性なんてそもそもないんですから。必要な時にだけスーツを着たほうがビシッとしますよ。

63 男無職
熱いと感じる人間が先ずあります。夏の暑い日でも背広、Y−シャツ、ネクタイどうかと思います。6月から9月位の期間はノーネクタイ、半袖シャツOKと宣言し公式の場でも、背広を着なくても良くする。先ず模範を示して政府・官公庁の全機関が今夏から実施する。これを決めれば報道関係が大々的に取り上げ民間も追従間違いなしです。その結果、冷房設定温度が2℃くらい(25→27℃)上げられ午後の電力ピーク対策にもなり、排熱低減になります。皆さんの通勤時、外回り等で背広を抱え大変な事をよく見かけております。ご自身もどうにかしたいと思っておられる人が大半ではないでしょうか。
更に、電力対策として使用量を抑制させる方法として、たとえば500Kwh以上使用すれば使用量に応じて電気税(期間限定:省エネ対策5年間くらい)を新設する。これを省エネ対策補助費として支給する。

63 男会社員
(2)ライフスタイルの見直しを
地球温暖化ヒートアイランドもライフスタイルの変化によるところが多いのではないか。サラリーマンの立場から言うと、夏場に汗水たらして考え事ができるかというと、なかなか能率が上がらないのが事実。と言いつつ冷房を聞かせた室内でネクタイにスーツではやはり申し訳ない。夏は役所も民間も軽装で行きたいものだ。確かに何らかの方法で排熱を減らすのは大切だが、マッチポンプ的な対策は不自然な感じがする。そもそも大都市自体、不自然なものであるが、都心の人口密度を下げる、昔の姿を思い出す。今更、昔に戻れはしないが、在宅勤務(農業は究極の在宅勤務)やサマータイムの導入(早寝早起きは三文の得?)を進めるべきではないか。不況からなかなか抜け出せないわが国、ワークシェアリングや労働時間の短縮、夏季の長期休暇取得慫慂など、スローライフヒートアイランド対策につながると思うのだが。

52 会社員
○不快軽減対策
巷よく言われる、ノースーツ・ノーネクタイ・開襟シャツ・アロハなどの奨励、さらには、浴衣・下駄・草履などによる勤務普及も考慮されたい。オフィスや公共交通機関の冷房設定温度上昇は省エネだけではなく、こうした服装の変化への後押しになるだろう。
さて人間の側では、というとまずは服装。この期間上下のスーツは御法度である。当然ネクタイも禁止。正装はアロハか開襟シャツとなる。短パンや浴衣での労働も危険やサービスの低下を伴わない限り認められる。もっとも、企業・役所・電車などの冷房設定温度が28℃になるのだから、短パン・浴衣でないと耐えられないかもしれない。