東京の真夏日６８日に、過去最多を更新

２１日の東京は、南から温かい風が吹き込んだ影響で朝から気温が上がり、大手町で午前９時２１分、３０度を超えて真夏日となった。これで、東京の今年の真夏日は計６８日となり、気象庁が１９２３年に大手町で観測を始めて以降、最多だった２０００年の記録を抜いた。
同庁によると、今夏は太平洋高気圧の張り出しが強く、全国的に猛暑に見舞われた。東京では５月１１日に初めての真夏日となり、連続真夏日も過去最長の４０日を観測した。
一方、２０日に年間真夏日が８９日と過去最多となった大阪は、２１日も３０度を超えて記録を更新。さいたま市や水戸市でも真夏日となり、日本列島は各地で厳しい暑さとなった。
２２日も日本海の前線に南風が吹き込み、ある程度気温は上昇するが、天気は崩れるとみられ、気象庁では「最高気温が３０度を超えるかどうかは微妙」としている。週間予報によると、その後は２０度台後半の日が続き、天気は次第に秋めいてきそうだ。
（読売新聞） - 9月21日11時32分更新
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