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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

仙台で12日連続の真夏日 熱中症被害増、野菜収穫にも影 /宮城

 猛暑が収まらない。仙台管区気象台によると、11日も仙台で最高気温が30度を超え、これで連続12日目の真夏日となった。暑さは夏物商品の売れ行きを伸ばす一方、熱中症や車のトラブルも増え、野菜にも影響が出始めている。【鈴木英生、棚部秀行、赤間清広】
 ◇酒、電器店、プールはホクホク顔
 ■プールは3倍
 気温と比例して、ビールやミネラルウオーターなど冷たい飲み物の売り上げが伸びている。酒類販売チェーン「酒のやまや」(本社、塩釜市)によると、ビール・発泡酒は前年比37%増、ジュースは同48%増と好調だ。
 電器店もホクホク顔。仙台市宮城野区ヨドバシカメラ仙台店では、エアコンの売り上げが昨年同期より倍増。同店は「熱帯夜の翌日は特にお客様が増えます。猛暑さまさまです」
 6月中旬から冷蔵庫の買い替え需要も増大している。同店は「冷却能力の高い最新式の購入を検討していた人が、猛暑に背中を押されて決断するケースが多いのではないでしょうか」と分析する。
 プールや海も連日、満員御礼だ。仙台市青葉区の西公園プールには冷夏だった昨年の3倍以上の人が繰り出し、真夏日と休日が重なった8月1日には、来場者が1000人(平均は350人程度)を超えた。同プール管理事務所は「これほどのにぎわいはめったにない。開園期間中、ずっと好天が続いてほしい」
 ■救急車搬送2.5倍
 仙台市消防局によると、熱中症により救急車で病院に運ばれた人は、7月1日〜8月10日で48人。既に昨年7〜8月(18人)の2・5倍に達している。屋外ではなく、自宅で熱中症になる高齢者も目立つという。
 暑さに参るのは人間だけではない。熱中症と診断されるペットも増えている。同市宮城野区の菅原動物病院(菅原康雄院長)によると、ペットの熱中症は初夏に多く、8月になると暑さに慣れてほとんどなくなるが、今年は今も毎日のように来るという。
 菅原院長は「ペットの体が熱くなっていたら、口に氷を含ませてあげればいい。犬用アイスも効果的」とアドバイスしている。
 ■車もストップ
 エアコンのフル稼働によるバッテリートラブルで動けなくなる車も増えている。JAF東北本部(仙台市若林区)によると、今月7〜10日に県内で出動した緊急修理回数は計768回(昨年同期684回)。3割以上がバッテリートラブルで、東北本部は「エアコンをつけっぱなしで渋滞に巻き込まれると、車の発電能力以上に電気を使う。普段からバッテリーの劣化を点検して下さい」と呼びかけている。
 ■ホウレン草“半減”
 高温を嫌う一部の野菜は、収穫量にかげりが出ている。全農みやぎによると、県内の7月のホウレン草の収穫量は昨年同月比53%に落ち込んだ。
 県農産園芸課によると、キュウリやトマトは「降水量が少なすぎて、形や色つきの悪いものが多い」という。収量が減れば、形や色の良い野菜の価格は高騰するのが普通だが、同課は「暑さで消費者の食欲も減退し、平年並みの値段にとどまっている」と話している。

8月12日朝刊 (毎日新聞

Yahoo!ニュース 8月12日 引用)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040812-00000070-mailo-l04

沖縄も東京も仙台も夏の気温に大きな差がなくなってきてますね。
全国的に夏の軽装策を統一した方がいいのではないでしょうか。