再送：東京で38日間連続の真夏日、9年ぶり最長記録を更新

　［東京　１２日　ロイター］　気象庁によると、東京・大手町の気温が１２日午前、３０度を超え、東京地区では日中の最高気温が３０度を上回る「真夏日」の連続日数が過去最長だった１９９５年の３７日を更新、３８日となった。
　列島を覆う猛暑の原因は、平年より北寄りにある強力な太平洋高気圧の影響、と気象庁では説明する。また、エアコンの使用などから出る人工排熱の増加といった「ヒートアイランド現象」も関係しているとの指摘もある。気象庁によると、大手町での真夏日の連続日数は、９５年の３７日、それ以前になると、３０日を記録した３３年（昭和８年）までさかのぼる。
　東京・大手町では、７月２０日に最高気温が３９・５度と東京での最高記録を更新。東京消防庁によると、７月１日から８月１１日の間に熱中症で病院に運ばれた人は、都内で７４５人に達した。７月だけでも、冷夏だった昨年の１４人から急増、過去最多の６２８人だった。
　都心部を運行する私鉄各社では、レールの表面温度が５５度に達しているため、安全走行のための保守、点検は強化している。民営鉄道協会によると、暑さによってレールが曲がる被害は、まだ発生していない。レールは、朝夕の温度差が激しく変化した場合などにトラブルが発生するケースが多く、「この夏は、暑い日が続き、かえって安定している」（民営鉄道協会）という。（ロイター）
[8月12日20時55分更新]

（Yahoo!ニュース 8月12日 引用）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040812-00000000-reu-bus_all

高層ビルを横目に、日光浴を楽しむ女性たち
http://ca.c.yimg.jp/news/1092311740/img.news.yahoo.co.jp/images/20040812/reu/20040812-00000000-reu-bus_all-view-000.jpg