スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

伊勢丹の最新クールビズ 今年はジャケット&タイ(FujiSankei Business i.)

チェックしたニュース。

メーカーや販売店が購買層に選択肢を提供するのはいいことだが、結果的にジャケットとネクタイありきとなってしまっては本末転倒じゃないのか。
気温や体調やファッションで着たい人・つけたい人の自由はかまわないが、根本はジャケットもネクタイもしてないで構わない周囲・社会の意識改革が必要で、改革はまだまだされてはいない。

伊勢丹の最新クールビズ 今年はジャケット&タイ(FujiSankei Business i.)
FujiSankei Business i. 2008/6/1

以下引用

 夏の軽装運動「クールビズ」が1日から始まり、百貨店などで関連商戦が佳境を迎える。クールビズも4年目。「ネクタイを外すだけ」から「この時期こそ自由なファッションを楽しむ」という男性が増え、スーツやワイシャツのバリエーションが広がっている。東京・新宿の伊勢丹本店メンズ館が提案する最新のクールビズファッションは、きちんとネクタイを締め、ジャケットを着ても涼しげでスマートなスタイル。暑苦しく見えない「サマージェントルマン」の着こなしとは?

 「クールビズの定着とともに、ただ単に涼しいということだけでなく、自由な服装ができるチャンスととらえるお客さまが増えた。昨年までは、軽くて清涼感のあるスーツなど機能面が重視されたが、今年はファッション性を打ち出したい」

 ビジネスウエア担当バイヤー、島崎信也さん(38)がおしゃれな夏のスタイルとして薦めるのは、トレンドのプレッピー(米国東部の学生)スタイルの主役である紺ブレ(紺色のブレザー)。

 フラップ(ふた)付きのパッチポケットに段返り3つボタンという正統派はもちろん、今年はダブルの合わせやメッシュ素材などデザインの幅が広がっている。薄目の色のパンツを合わせれば、さわやかな印象になる。

 プレッピースタイルで差を付けたいなら、ベージュの綿素材のスーツが新鮮。伊勢丹では「ブルックス ブラザーズ」「J.プレス」(markaとのコラボレーション)など各ブランドにスマートなシルエットのコットンスーツを別注。「ウールとシルクやモヘアの混紡など光沢感のある生地を使ったスーツも今夏の旬」(島崎さん)という。

 ただ、真夏にジャケットはやはり暑い。インナーには見た目にも清涼感のあるワイシャツを選びたい。

 「4年前は半袖のワイシャツが飛ぶように売れましたが、おしゃれ感に欠ける。今年はさまざまなデザインや素材の長袖シャツが出ています」とワイシャツ、ネクタイ担当バイヤーの五十嵐賢さん(37)。「グレーのパンツに白いシャツ、ノーネクタイでは疲れたオジサン。思い切って色柄物を取り入れてみては?」と誘う。

 シャツメーカー「CHOYA(蝶矢(ちょうや))」(東京都中央区)に伊勢丹が別注したボタンダウンシャツは、古くからあるシャトル織機でゆっくりと織られた生地を使用。ふっくらとしているので、肌に張り付かず、通気性にも優れる。さまざまな種類のストライプがあり、着こなしに彩りを添える。

 シャツブランド「カミチャイオ」は、シャツの襟先の内側と第2、第3ボタンの間に目立たないスナップボタンを取り付け、第2ボタンまで外しても胸元がだらしなくならないように工夫した。

 また、シワになりやすいため、ビジネスシーンでは敬遠されてきた麻素材を取り入れる人も増え、色の幅が広がっている。

 ネクタイはニット素材がトレンドだが、カジュアルになりすぎるのが欠点。「目の粗いシルクのフレスコ織りは見た目に涼しく上品」(五十嵐さん)。さりげなくメッシュ素材のベルトを取り入れれば、おしゃれ度がアップする。

 ノーネクタイ派には胸元を飾るピンズがおすすめ。メンズアクセサリー担当バイヤーの伊藤邦彦さん(41)は、「ジャケットの襟に付けるだけで、胸元を引き締めてスッキリした印象になります」と強調する。3000円台から1万円台のものが一般的で、ネクタイ1本買うよりもお買い得。ギフトにもいい。

 「アフターファイブには社章をピンズに変えて出かけてみては。大人の男性にもっと広がっていくと思います」。伊藤さんはこう期待している。(長島雅子)

以上引用