保多織シャツ注目集める−クールビズでアピール(SHIKOKU NEWS)
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保多織シャツ注目集める−クールビズでアピール(SHIKOKU NEWS)
2007/07/14 18:41
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官公庁や民間企業の夏の軽装としてすっかり定着した「クールビズ」。3年目を迎え、カラフルなシャツや淡い色のパンツを着用し、おしゃれを楽しむ男性が増えている。そんな中、香川県内では沖縄県の「かりゆしウエア」ならぬ「保多織シャツ」がちょっとしたブーム。高松市の大西秀人市長も「地元名産品のPRに」と愛用し、注目を集めている。
「多年を保つ」という意味を込め、高松藩主松平頼重が命名した保多織。凹凸のある織り方で、生地に空気が多く含まれることから、通気性や吸水性の高さと、肌触りの良さが評判だ。
大西市長も購入した県内唯一の保多織専門店「岩部保多織本舗」(高松市磨屋町)では、半袖、長袖はもちろん、ボタンダウンなど多彩なシャツを用意。既製品のほか、オーダーメードにも対応しており、自分だけの色や形のシャツを作ってもらうことができる。
同店によると、大西市長がクールビズ開始に合わせて着用し、それがマスコミに取り上げられたのをきっかけに、問い合わせが増加。例年は常連が多い来店客も、今年に限っては「新顔」が目立ち、店主の岩部卓雄さん(56)は「織り方を細かく聞いてくる熱心な人もいる」と目を細くする。
同店では、シャツ以外に、ジャケットやシーツ、ハンカチなど約30種類の商品を製造販売。岩部さんは「湿度の高い讃岐の気候風土にぴったりの織物。地元の伝統工芸品を若者にも気軽に使ってもらいたい」と話している。
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地元の伝統工芸で軽装品が作れるなんてすごく素敵だと思います。