明らかな クールビズ“商戦”に懸念
昨年と今年のクールビズアイテムのニュースを見ますと、本来我々が望んでいた軽装とは方向がずれている気がします。
夏は暑いから旧来の形式にとらわれず上着を脱ごう、ネクタイを外そう。
エアコンを控えめにして環境を守ろう。
その服装が夏の新しい(否、本来の)スタイルだ。
という主旨だと解釈していました。
ところがこのようなニュース
3年目は「フォーマル」 日本橋三越でクールビズショー
クールビズでもネクタイ復権? イオンが専用コーナー
では、「涼しいシャツで過ごそう」だけではなく
ジャケットも、しまいにはネクタイも、
と、商魂を出したアイテム増やして混乱させ、
軽装への足止めをしているような感じを受けます。
上着がないと失礼?
夏にそんなことを言う方が失礼じゃないでしょうか。
ネクタイがないとだらしなく見える?
主観で周囲を巻き込むことこそ失礼じゃないでしょうか。
これまで無理をしてきたことをやめ、
季節に、時代にあった服装を提案することが必要なのに、
アイテムを変えなければ逆戻りするような気がします。