クールビズ１カ月早く 鹿児島市役所、今日から（南日本新聞）

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クールビズ１カ月早く　鹿児島市役所、今日から（南日本新聞）
省エネ、環境配慮

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(05/01 14:29)
　鹿児島市役所で１日から、例年より１カ月早いクールビズ（服装の軽装化）が始まった。行政がより早く取り組むことで、省エネルギーなど環境への配慮を市民にアピールしたい考え。
　クールビズ推進の音頭を取る立場の環境政策課では、出勤した５人の職員全員が上着を取って業務に当たった。なかでも４人の男性職員は全員が半袖の開襟シャツ姿。菊野純一主査（４６）は「自転車通勤なのでスーツより快適。まずできることを実行することが大事ですから」。
　他の職場では、まだネクタイを着用している職員や、朝が少し涼しかったこともあり長袖シャツ姿の職員も多かったが、大半は上着を脱いで過ごし定着率はまずまず。
　同市は室温が２８度以上の場合、湿度や訪れている市民、職員らの要望を総合判断して冷房を入れるが、クールビズの実施を早めることで、使用をできるだけ減らしたいとしている。
　環境政策課の中園豊明課長は「市では２０１１年度の温室効果ガス削減目標を８％減（１９９０年度比）とする計画を推進中。クールビズの効果がどの程度あるか分からないが、目標達成のためできることには率先して取り組む。外部からの会議参加者にも呼びかけたい」と話している。
　霧島市役所でも全職員を対象に１日から始まった。１カ月間は移行期間のため、庁舎内のノーネクタイ姿はまだ少ないが、半袖ポロシャツ姿もちらほら。１０月末まで極力冷房を控え、設定温度は２８度から下げないという。

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時季に合わせるのではなく、各地の気温に応じて実施するのはすごくいいことだと思います。