冷房設定0.3度アップ 「軽装で業務」も77% クールビズで県調査(埼玉新聞)
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2006年8月6日(日)
冷房設定0.3度アップ 「軽装で業務」も77% クールビズで県調査(埼玉新聞)
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「クールビス」などに賛同する企業の設定する冷房の平均温度が二七・六度と、昨年より〇・三度高くなっていることが、県のアンケート調査で分かった。軽装による業務への取り組みも、検討中を含め90・3%を占めた。県温暖化対策課は「冷房に頼らず涼しく過ごす工夫が普及していることが、うかがえる」としている。
アンケートは県が、地球温暖化対策の実践を呼び掛けた県内約二千五百の企業などに協力を求め、今年六月、三百七十三件の回答を得た。
冷房温度を緩和したと答えた企業は67・7%で、昨年よりも設定温度を上げたケースは18・8%あった。高めに設定したとする温度のほとんどは二六―二八度。上げ幅の平均は一・四度となった。
これらの事業所の延べ床面積は三百十八万六千平方メートルで、冷房温度の削減効果の数値を参考に二酸化炭素削減量を試算すると、約八千九百トンの削減になるという。
軽装による業務は77・9%が全個所で実施。うち8%が今年から始めた。残業時の部分点灯は81・5%で行われていた。同課は「部分点灯は、企業では当然のようになっている」と説明する。
また冷房に頼らずに涼しく過ごす工夫や省エネへの取り組みとして、エアコンフィルターの定期清掃▽屋上、壁面緑化▽自販機台数の制限▽扇風機やうちわの活用―などの回答があった。
県のクールビスなどへの取り組みは昨年から本格的にスタート。県庁は六月から九月まで軽装を励行し、庁内の冷房温度を二八度に設定している。
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