茨城 県でも『クールビズ』 冷房温度２８度に引き上げ（東京新聞）

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茨城　県でも『クールビズ』　冷房温度２８度に引き上げ（東京新聞）

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　県は夏至の二十一日、職員に勤務時間中はネクタイ、上着なしを奨励し、エアコンの設定温度を上げる夏の軽装運動「クールビズ」を開始した。期間は九月二十三日まで。

　政府は今月一日に開始しているが、県は昨年と同様に東京との平均気温の差を考慮し、時期をずらした。昨年七−九月の県庁の消費電力は前年度比３・２％減で、県全体でも同１・９％減になっている。

　今年は、庁内の冷房の設定温度を二八度に引き上げるほか、県独自の環境規格「茨城エコ事業所登録制度」を新設。国際環境規格「ＩＳＯ１４００１」の取得が難しい中小企業を対象に、一定の条件を満たせばエコ事業所と認定する。今年は五百事業所の登録を目標に掲げている。

　また、家庭でできる省エネ策をまとめた「茨城エコ・チェックシート」を作成。県内の総世帯の１０％にあたる約十万世帯への普及を目指している。　（佐久間光紀）

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