ノータイよりも素材にこだわり(日経ネット関西版)
【2006年4月21日】
ノータイよりも素材にこだわり(日経ネット関西版)
──「クールビズ」商戦2年目、はや火ぶた(4月21日)
以下抜粋
「モヘア」の使用など天然の素材をPRするクールビズのスーツ(20日午後、大阪・梅田の阪急百貨店)
ノーネクタイだけじゃない――。京阪神の百貨店で夏の軽装運動「クールビズ」の商戦が本格的に始まった。各社の紳士服売り場では素材やデザインにこだわった新商品、下着や靴を含めたトータルコーディネートなど機能面やファッション性で進化したクールビズの提案が相次ぐ。
昨夏の「クールビズ」は政府が主導し、商戦は6月から本格化した。半袖シャツにノーネクタイというスタイルが主流となり、経済効果は1000億円を超えたとの試算もあるほど。2年目の今年は1カ月以上も早く商戦が始まった。
阪急百貨店梅田本店は今年の商戦を3つの期間で展開。25日までの第1弾は「光沢感があり、目に涼しい」という高級素材「モヘア」のスーツをファッション上級者向けに提案している。
26日からは麻やリネン、表面がメッシュ状になるフレスコ織りなど素材や生地にこだわった夏用ネクタイ、しわになりにくい軽量スーツを前面に打ち出す。5月10日からはシャツの品ぞろえを強化し、ボタンダウンシャツは昨夏の3倍を用意する。
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