いまどきのメンズを語る（３）（繊維ニュース）

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いまどきのメンズを語る（３）（繊維ニュース）

─以下引用─
2006年3月8日 (水曜日)
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出席者
デザイナー
コシノ・ジュンコ　氏
日登美　社長
圖師雅文　氏
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　圖師　生活者は多様化し、消費の対象もファッションがメーンでなくなってきました。
　コシノ　確かにおしゃれ離れはありますね。流行物がたくさんあり、服以外に買いたいもの、欲しいものがたくさんある。ＩＴ関連商品などにお金を費やしているようです。また服自体についてもかつてはトータルで買っていたものを、今は持っているものにプラスするという感覚で、必要なものしか買わなくなっています。
　圖師　ファッション関連では小物・雑貨アイテムが動いています。当社もまだまだ少ないながらも、ここにきて雑貨の比率が高くなってきました。靴、かばん、ベルトなど雑貨はさらに重要になっています。
　コシノ　とくに靴が面白いですね。従来型の革靴だけでなく、ビジネスシーンにも対応できるスニーカー感覚の軽いもの。それが逆におしゃれで、フォーマルシーンでもそれがいえます。昨今、軽さということでは、“足元の軽さ”が全体に影響していると感じています。
　ＣＢではどうしても上ばかりに目が行きがちですが、足元は重要です。まだ中高年は足元が整っていません。若い人はきっちりと足元から表現しています。このほかビジネスシーンで、カジュアルバッグを持つようになりました。
　圖師　トートバッグを持つビジネスマンを、よく見掛けるようになりました。
　コシノ　男の遊びは小物ですよね。今まではネクタイ程度でしたが、時計などを含めてそのアイテムバリエーションが広がっています。そしてそれらのアイテムも、シーズンによって着替えるという感覚になっています。
　圖師　男性の小物といえばこの冬は、おしゃれなマフラーが結構動きました。
　コシノ　大人世代は若いころ、ロングマフラーを楽しんでいた。その経験があるので上手に使いこなしていますね。
　圖師　ネクタイに代わるものとしてポケットチーフがありますが、まだそれほどの動きにはなっていないようです。
　コシノ　ネクタイを外して慌ててポケットチーフをしたという感じで、さまになっていないし、かえってマイナスよ、と言いたくなりました。　圖師　生活者は多様化し、消費の対象もファッションがメーンでなくなってきました。
　コシノ　確かにおしゃれ離れはありますね。流行物がたくさんあり、服以外に買いたいもの、欲しいものがたくさんある。ＩＴ関連商品などにお金を費やしているようです。また服自体についてもかつてはトータルで買っていたものを、今は持っているものにプラスするという感覚で、必要なものしか買わなくなっています。
　圖師　ファッション関連では小物・雑貨アイテムが動いています。当社もまだまだ少ないながらも、ここにきて雑貨の比率が高くなってきました。靴、かばん、ベルトなど雑貨はさらに重要になっています。
　コシノ　とくに靴が面白いですね。従来型の革靴だけでなく、ビジネスシーンにも対応できるスニーカー感覚の軽いもの。それが逆におしゃれで、フォーマルシーンでもそれがいえます。昨今、軽さということでは、“足元の軽さ”が全体に影響していると感じています。
　ＣＢではどうしても上ばかりに目が行きがちですが、足元は重要です。まだ中高年は足元が整っていません。若い人はきっちりと足元から表現しています。このほかビジネスシーンで、カジュアルバッグを持つようになりました。
　圖師　トートバッグを持つビジネスマンを、よく見掛けるようになりました。
　コシノ　男の遊びは小物ですよね。今まではネクタイ程度でしたが、時計などを含めてそのアイテムバリエーションが広がっています。そしてそれらのアイテムも、シーズンによって着替えるという感覚になっています。
　圖師　男性の小物といえばこの冬は、おしゃれなマフラーが結構動きました。
　コシノ　大人世代は若いころ、ロングマフラーを楽しんでいた。その経験があるので上手に使いこなしていますね。
　圖師　ネクタイに代わるものとしてポケットチーフがありますが、まだそれほどの動きにはなっていないようです。
　コシノ　ネクタイを外して慌ててポケットチーフをしたという感じで、さまになっていないし、かえってマイナスよ、と言いたくなりました。
─以上引用─