厳冬で肌着好調 在庫不足「生産間に合わぬ」(FujiSankei Business i. )
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厳冬で肌着好調 在庫不足「生産間に合わぬ」(FujiSankei Business i. )
─以下引用─
2006/1/13
二十年ぶりという厳しい寒さの影響で、肌着の売れ行きが好調だ。もともと衣料メーカーは環境省が進める冬の省エネ運動「ウォームビズ」向けとして肌着を多めに用意していたが、予想外の寒波の到来で在庫も不足ぎみに。対応に追われる各社では「もう商品が足りない」(ワコール)と悲鳴を上げている。
気象庁によると、昨年十二月の全国の月平均気温は一九八五年以来の低さで、東日本と西日本は四六年の統計開始以来、最低を記録した。
ワコールでは、昨年十二月末時点の肌着の売り上げが前年比二割増。特に丈の長いタイプは上下ともに三−四割伸びた。年末年始商戦では品薄になるほど売れ行きが良く、「冬物シーズンはもう終わるので、今から追加生産しても間に合わない」(広報室)と残念がる。
トリンプ・インターナショナル・ジャパン(東京)も肌着の売り上げは二割増。最近の暖冬傾向を踏まえて防寒物より秋冬の端境期用の肌着を主力に据えていたが、「防寒物の方がよく売れ、一部では欠品も出てしまった」(広報室)という。
スポーツ用品大手のミズノでも独自の発熱素材「ブレスサーモ」を使った肌着が好調で、百貨店など主要五十店舗では三倍強の売り上げを記録した。グンゼも、水分を吸って発熱する素材や、遠赤外線効果のある素材などを使った保温肌着の売り上げが二−三割の伸びを示している。
─以上引用─