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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

モアビジネス JC回顧(2)(繊維ニュース)

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モアビジネス JC回顧(2)(繊維ニュース)

─以下引用─
2005年12月13日 (火曜日)

クールビズ・エコ素材拡充/播州産地
 「ジャパン・クリエーション(JC)06」の一つの見どころとなったのは、機能素材コーナーだった。環境省が同コーナーにブースを設け、クールビズを改めてアピールしたほか、大手紡績、合繊メーカーも同コーナーに出展。健康維持、環境保全に貢献する機能素材を提案した。
 また、同コーナーにはドレスシャツを主力用途とする播州先染め産地企業の積極的な取り組みも目立った。大手産元商社の丸萬商店と内外織物が出展し、健康や環境を切り口とした多彩なクールビズ対応商品を提案した。
 丸萬商店はオーガニックコットン、和紙、草木染め、高通気性素材「セルナーレ」によるクールビズ商品のほか、水力発電で紡績した綿糸を使った“水力発電のシャツ”や水を使わない(環境に優しい)整経プリントを打ち出した。
 環境省が提唱する「チーム・マイナス6%」に参加する内外織物は軽く清涼感のある素材を中心にクールビズ商品を拡大。超長綿による軽く温かさを感じる素材で、ウォームビズを提案した。また、環境に優しい素材を積極的に展開していることが特徴で、従来から販売のオーガニックコットンケナフのほか、多彩なエコ素材を展開する。
 同産地ではドレスシャツ市場の活性化を図る新たなジャンルとしてクールビズへの期待が強まっており、テキスタイルゾーン・コットンコーナーに出展した桑村繊維も厳選した高級綿を使った双糸素材でクールビズ商品を拡充した。
 カジュアル分野を中心に展開するカゲヤマ、丸和商事はクールビズをとくに意識していないが、カゲヤマはデザイナーとの連携で「ニュー・プレミアムライン」を新たに展開。ドレッシー・カジュアルの市場開拓を狙う。
 JC初参加の大化産業は欧州のファッション情報を取り入れたシャツ・ブラウス用織物を提案したほか、自社開発のストック商品を多数出展。新規顧客の開拓とアパレルとの直接取引拡大を図った。
 小ロット化、短納期化に対応するストック商品の拡充は同産地の多くの産元が取り組んでいるテーマ。定番的な商品が中心だったストック品の広がりも今回のJCの特徴だ。
─以上引用─

業界の試みや戦略方向はある程度固まって来たように思えますね。ただどこまで浸透されていくかの心配はあります。軽装すべき末端はそれが解かっていても取引や雇用の面で実践できないことの方が多いはず。浸透されるべき役所や大企業の権威者、中小企業の経営者にどれだけアピール出来るかにかかっていのではないでしょうか。