■ 3300軒分の電力節約 クールビズ効果か（下野新聞）

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■ 3300軒分の電力節約　クールビズ効果か（下野新聞）
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　県内の事業所などで八月に使用した一時間当たりの平均電力消費量は、前年同月に比べ２・５％減少し、六−八月の三カ月間では一般家庭に換算し約三千三百世帯が一カ月間電気を使用しなかった計算になることが六日までに、東京電力栃木支店のまとめで分かった。昨季に引き続き猛暑となった今夏だが、同支店は「クールビズも影響している」と分析しており、環境省が推進した省エネ対策の効果をうかがわせる結果となった。
　同支店によると、八月の一時間当たり販売電力量は全体で約十五億一千二百万キロワット。前年同月比98・７％で、二カ月連続前年割れとなった。大口電力の使用量は、原油価格の高騰などが要因となり一部業種で前年に比べ増えたが、一般家庭や商店など生活関連の電力はおおむね減った。
　特に会社事務所を含む県内の業務用電力は、使用事業所数が１・２％増加しているにもかかわらず、昨年に比べ約七百万キロワット減少した。
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