県庁内「クールビズ成功」 知事答弁県議会（静岡新聞）

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県庁内「クールビズ成功」　知事答弁県議会（静岡新聞）
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　県議会９月定例会は２９日、一般質問を行った。石川嘉延知事は今夏、県庁で実施したノーネクタイ、ノー上着の「クールビズ」について、「政府の大々的な声掛けもあって、成功を収めたと思う」と評価し、来年度以降についても「やっていくべきだ」と継続する考えを示した。佐野愛子氏（平成２１、藤枝市・志太郡）の質問に答えた。
　県はこれまで、夏季に省エネのため県庁内の温度を高めの２８度に設定し、「ノー上着」を励行してきた。今夏は７―９月に実施期間を明確化した上で、「ノーネクタイ」も加えて「クールビズ」を実施し、軽装の徹底を図った。
　石川知事は「私自身、今年から京都議定書の発効を機に、象徴的にネクタイを外そうと決意し、庁内にも指示した。政府も同様なことをやって、大きなヒットになったと思う」と指摘。「知事室への来訪者の半分は上着なしで来られ、効果が出てきた。来年度以降に期待している」と述べた。　県は冬季にも室内温度を低めの１９度に設定してきているが、石川知事は厚着で対応する「ウォームビズ」についても、地球温暖化対策への貢献を指摘しながら「結構なこと」と語った。
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