ニュースチェックその2 20050613
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クールビスじわり拡大（asahi.com マイタウン 岐阜）
今月から、中央省庁が職員の夏の軽装化を進める「クールビズ（ＣＯＯＬ ＢＩＺ）」を始めたのを受け、県内の自治体でも、ノーネクタイなどの動きが広がっている。県内２１市のうち８市は以前から職員に夏の軽装を呼びかけており、今年は県が１３日から始めるほか、新たに５市が検討を始めた。「何を着たらいいの？」という男性の悩みを商機にしようと、百貨店も動き出した。（植木映子）
「原則として、上着及びネクタイを着用する必要はないものとする」
多治見市は先月２４日、夏の軽装について全職員に文書で通知した。「冷房温度が２８度でも涼しく効率的に働くことができる」とし、実施期間は９月３０日まで。
同市は数年前から夏の軽装を呼びかけていたが、正式に通知したのは昨年から。庁舎内にも、「職員は上着・ネクタイを着用しない軽装を励行しています」と、来庁者に理解を求める紙を張っている。同市人事秘書課は「６月から、周囲はほぼ全員がノーネクタイ」と話す。
土岐、羽島の両市も同じ期間をノーネクタイ実施期間として職員に回覧文書で呼びかけており、ここ数年で定着してきたという。ノーネクタイで出勤した羽島市のある男性職員は「個人差はあるんでしょうけど、涼しさは全然違います」という。ほかにも岐阜、大垣、高山、瑞浪、海津の５市が、６月中旬から７月にかけて職員の夏の軽装の励行を始める。
中央省庁のクールビズの影響で、今年、動き始めた市もある。関、美濃加茂の両市は冷房温度の設定を高めにするなどの呼びかけはこれまでも行ってきた。だが、国が本腰を入れ始めたのに伴い、今年からは夏の軽装にも取り組む方向で調整している。恵那、郡上、下呂の３市も今後の導入を検討中だ。
夏の軽装の奨励には、ほとんどの自治体が「公務にふさわしい服」という注文をつける。公務員に限らず、ネクタイを締めなくても仕事にふさわしい印象にするのに悩む男性のために、岐阜高島屋（岐阜市）の紳士服売り場には、「クールビズ」をテーマにした陳列が登場した。
担当者によると、ポイントはシャツの襟元。ボタンダウンなどできちんとした印象になるという。岐阜高島屋の場合、紳士服売り場の約１０店舗のテナントでこうした商品の陳列をしており、これからも拡大していくという。
最近はほとんどの自治体で事務職場の制服が廃止されたが、「ネクタイを強制しているわけではない。各自の判断で服装を決めればいい」と、クールビズが広がる動きを冷めた目で見る自治体も多い。（6/11）
ノーネクタイで仕事をする職員ら＝羽島市役所で
以上 asahi.com 引用
http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=4345
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父の日はクールビズ？ 定番のネクタイ異変（asahi.com マイタウン 福岡・北九州）
父の日が１９日に迫り、百貨店の商戦に異変が起きている。ノーネクタイを推奨するクールビズ運動が話題になり、贈り物の定番だったネクタイを直撃するからだ。売る側は、首回りをヒモにした「涼しいネクタイ」を打ち出したり、クールビズ商品のシャツとニットタイを組み合わせて相乗効果を狙ったり。贈る側も価値観を問われるとばかり、頭を悩ませている。
（市川美亜子）
「ここ何年も父の日はネクタイと決めていたんだけど……」。福岡市天神の百貨店で、同市西区の主婦中村悦子さん（３３）は紳士服売り場を行ったり来たりしていた。シャツ売り場では「クールビズ」、ネクタイ売り場では「父の日」と書かれた商品案内が目に付く。「ネクタイ姿しか想像できない父だけど、政治とか社会の動きには敏感。『クールビズを知らないのか』って言われそう」
ネクタイかクールビズ商品か。どちらを選ぶか、立場は分かれる。
ネクタイはポロシャツやゴルフシャツと並んで「お父さんへの贈り物の定番」。福岡の各百貨店では、断トツだった１０年ほど前と比べれば落ちているものの、それでも昨年の父の日商戦では売上高２位か３位を占めた。
もともと「父の日」は米国生まれで、黄色いバラを贈る記念日だった。それを日本のネクタイ業界が６６年、「母の日はカーネーション、父の日にネクタイを」と銘打ち、日本に広げたとされる。
いまでは父の日商戦だけで、年間全体の２割が売れている。このため、日本ネクタイ組合連合会は８日、「このタイミングでネクタイを排除する運動をするのは死活問題だ」として、ノーネクタイを強調しないよう首相あてに要望書を提出した。「何も６月にぶつけなくても……。せめて真夏だけに限ってもらえないか」と幹部は嘆く。
苦戦を覚悟し、業界内では７月７日を「ネクタイを贈る日」とする動きも。あるメーカーは、早くも七夕をイメージした柄のネクタイの生産に入っている。
とはいえ、父の日商戦をあきらめたわけではない。
各メーカーはヒモやボタン、ファスナーを使った商品をアピールする。三松商事（東京）の新商品は「タイハング」。ネクタイはもともと結んだ形で、首回りが綿のひもになっている。
天神の百貨店・岩田屋は、今年の父の日商戦の目玉はニットタイと決めていた。そこにクールビズ騒動がわきおこり、連動させて相乗効果を狙う作戦に出た。
ボタンダウンや高めの襟のカジュアルシャツがクールビズ商品として売れている。第１ボタンを外して着るのが基本だが、岩田屋ではニットタイをする着こなしを打ち出している。「涼しくてカジュアルなニットタイはクールビズにもぴったり。逆風ではありません」と紳士服営業担当の坂元慶二部長は話す。
【家族の選択は】 （福岡の百貨店の紳士服売り場で聞きました）
■ネクタイ
・ 毎年ネクタイと決めている。きちょうめんな夫がネクタイなしで会社に行くなんて考えられない（５９歳の主婦）
・ 入社して初めての贈り物。ネクタイに凝っており、おれのセンスで選んであげたい（２４歳の男性会社員）
・ クールビズ運動はばかばかしい。そういうのに影響されるのは格好悪い（３２歳の女性会社員）
・ 「外出着はきちんと」が父の鉄則。涼しげなブルー系を選ぶ（４０歳の主婦）
■クールビズ
・ 父は流行に乗るタイプ。省エネルックも経験済み。クールビズにも興味津々だから（３０歳の女性会社員）
・ 父の職場がクールビズを奨励している。普通のワイシャツしか持っていないので（２８歳の女性会社員）
・ 父は自治会の集会にもネクタイ姿。「もっとラフな姿で行ったら」と言ってきた。いい機会（３５歳の主婦）
・ 首相も着ているくらいだから。似合うかわからないが、娘と相談してピンクのシャツに（６２歳の主婦） （6/13） 
売り場には「クールビズ」と「父の日」の両方の商品案内がある＝福岡・天神の岩田屋で、山本正樹撮影
以上 asahi.com 引用
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news01.asp?kiji=8363
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商戦熱いぞクールビズ 「父の日」、も意識（asahi.com マイタウン 神奈川）
夏服の軽装化「クールビズ」商戦が、県内でもピークを迎えている。多くの百貨店で、今月上旬の紳士ワイシャツの売り上げが前年同期比で１２０〜１４０％を記録。１９日の「父の日」も意識して各店が販売戦略を工夫している。一方で一時的なブームに終わる可能性もあり、今後どう続けるかを課題とする販売担当者もいる。
「そごう横浜店」（横浜市西区）は６月に入り、紳士服売り場のネクタイ売り場とワイシャツ売り場の一部を隣り合わせにした。ネクタイの売り上げも前年同期比１００％を維持している。
販売促進部によると、「ワイシャツを買いに来た人も、接客用に会社に１本置くという傾向があるようです」。軽装とのバランスを考え、白や水色が売れているという。
「横浜松坂屋」（同市中区）が検討しているのは、巨大市場になりうる横浜市職員向けに「着こなしをアドバイスする」こと。悩ましい職場の一つではないかとみており、販売促進担当は「市当局にお願いして職員のメールに流してもらう方式がとれれば」という。
「都筑阪急」（同市都筑区）は、対応した売り場を設けなかったが、販売促進担当は「父の日商戦と結びつけた紳士服販売に出遅れた」と感じている。「お客は流行に敏感。今後やっていかなくては」と思っている。
ＪＲ川崎駅前の「さいか屋川崎店」（川崎市川崎区）では今月に入り「クールビズ対応の商品は取り扱っていますか」との問い合わせが１日に数件寄せられている。シャツのほか、襟元が見えづらいＶネックの肌着も対応商品として人気だ。
秦野市のスーパー「ジャスコ秦野店」は、売り場で特にクールビズを意識していないが、薄い色や淡い色の長袖シャツが売れ、お客から「どういうものを着たらいいか」との質問も多い。
こうした問い合わせを多くの担当者が受けており、ある担当者は「お客の求めるアドバイスに的確に応えられるか。ズボンやベルト、小物の充実などにつなげられるかどうかで、ブームで終わるか来年以降も続くかが決まるのでは」とみている。 （6/12） 
「クールビズ」への買い物客で、ワイシャツ売り場がにぎわっていた＝横浜市西区の「そごう横浜店」で
以上 asahi.com 引用
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news01.asp?kiji=6911
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News-No.20050612-2 父の日を前に百貨店賑わう（TKU NEWS Topic）
６月１９日の父の日を前に熊本市のデパートではお父さんへのプレゼントを買い求める人たちが訪れている。熊本市の鶴屋百貨店では５月１１日から父の日プレゼントフェアーを展開。プレゼント用品で人気があるのは１万円前後のポロシャツで、最近は「ラコステ」などワンポイントシャツに再び人気が集まっている。そして今年は全国的なクールビズの影響でネクタイがあまり出ないことから、ワンピースカラーなどネクタイを結ばないＹシャツも売れ行きが伸びているという。また写真を基にお父さんの顔を人形にしてくれるオレ・フィギュアのコーナーも今年から開設され、注文がきているという。
以上 TKU 引用
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=5633
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ネクタイ＆スーツで「クール・ビズのニュースです」（Yahoo!ニュース）
この夏、注目の「クール・ビズ」。小泉首相自ら音頭をとり、永田町では大騒ぎだが、テレビ界ではキャスター、アナウンサーの多くはスーツにネクタイ姿と、至ってクールな反応なのだが…。
その中で、熱心なのが日本テレビ。「夏季省エネ・エコ運動」（今月６日から９月３０日）で軽装を奨励している。「ズームイン！！ＳＵＰＥＲ」でもノーネクタイで出演中の羽鳥慎一アナウンサー（３４）は「軽装は僕自身も気に入っています。皆さんも実践してみませんか？」とＰＲ。西尾由佳理アナ（２７）も「クーラーが効きすぎて寒いこともしばしば。（今は）社員のみなさんのエコ・ファッションも楽しみ」と話し、全社的な取り組みをみせる。
テレビ局では、制作現場はラフな服装のスタッフが多いが、報道や管理、営業など内勤社員はスーツがほとんど。テレビに出演するアナウンサーが夏に軽装で登場するというのはある種の冒険か。日テレにならう動きは少ない。
ＴＢＳは「特にそういった運動はしていません。筑紫（哲也）さんが『ニュース２３』で“かりゆし”を着たぐらい」（番組広報）。筑紫キャスターは昨夏、沖縄の開襟シャツ、かりゆしウエアを着用して出演したが、小泉首相もこれに影響されたか。
また、ＮＨＫは「視聴者から問い合わせはあるが、ニュースはネクタイにスーツが基本。特に決まりはないが、男性キャスターには“失礼のない、清潔感のある服装で”と言っている」と説明。他も、「特に動きはないが、検討してもいいかな、という声も」（フジテレビ）、「個々の部署でそういう動きもありますが、視聴者が不快にならない服装を心がけている」（テレビ朝日）、「役員のごく一部にラフなスタイルの人もいるが、スタジオの中にはそういう動きはない。ネクタイの有無はＴＰＯとも関係するのでは…」（テレビ東京）と、全般に動きは鈍いようだ。
ここで思い出すのが、昭和５４年に当時の大平正芳首相が提唱した「省エネルック」。半袖スーツというスタイルは後年、羽田孜元首相のトレードマークにもなったが、一般のサラリーマンにはまったく定着しなかった。
作家の麻生千晶さんは「女子アナはバーのホステスじゃないんだからっていう格好ですよね。でも男性アナは若くてきれいだから、クール・ビズも似合う。日テレの運動は評価したいし、定着すればいい。でも、総麻の軽いジャケットとか着たほうがいいですよ。ＴＰＯに合わせることが大事」と指摘する。
クール・ビズは２００５年夏だけの現象か、それとも猛暑になれば一挙に広がるのか…。
写真
（夕刊フジ） - 6月13日17時2分更新
以上 Yahoo!ニュース 引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050613-00000011-ykf-ent
以下記事
中田もクール・ビズ（Yahoo!ニュース）
日本代表ＭＦ中田は代表活動が完全オフとなったこの日、執行役員を務める東ハトの役員会議と新商品開発会議に出席。“ビジネスマン”として多忙な１日を過ごした。東ハトでの仕事以外にもスポンサーへのあいさつ回りや打ち合わせに追われ、朝から分刻みのスケジュール。９日の帰国会見にポロシャツ、ノーネクタイで出席したように、クール・ビズを意識した服装で会議などをこなしていた。
（スポーツニッポン） - 6月11日6時6分更新
以上 Yahoo!ニュース 引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000008-spn-spo
