恵庭市、２２日からノーネクタイに（苫小牧民報社 ）

恵庭市、２２日からノーネクタイに
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　恵庭市は２２日から、市職員のノーネクタイ、上着を着用しないなどの「軽装期間」をスタートさせる。夏の暑さをしのぎ、仕事のしやすい環境づくりに役立てるもので、今回が初の試み。また、市が、今年三月に認証を取得した環境管理の国際規格・ＩＳＯ１４００１に対応、電気使用量削減の省エネ対策にも役立てたい考えだ。
　軽装期間は、８月１６日までの４週間。本庁舎のほか、職員が配置された全公共施設が対象となり、Ｙシャツのノーネクタイやノー上着、開襟シャツ、ポロシャツ、Ｔシャツの着用も含まれる。
　市内では、市立図書館や市保健センターなどの施設を除き、本庁舎にも冷房設備はなく、「パソコンなどが並んだ場所では、機械から発生する熱で室温が四〇度近くになることもある」と職員。カジュアルな服装で暑さをしのぎ、効率的に業務をこなしてもらうのが目的で、色やデザインなどは職員の自主判断。「市民に不快な印象を与えるものや華美なものは避け、社会常識を逸脱することのないように」（職員課）としている。行事や会議の出席など、軽装が儀礼上不適切な場合は除く。
　今回の軽装は、ＩＳＯ１４００１の認証取得に伴う実践活動と位置付け。職員の中には自席に扇風機を置いて暑さをしのいでいる人もいる−といい、「軽装により電気使用量を削減。環境負荷の低減に対する意識を高めてもらえれば」（行革分権推進課）としている。
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苫小牧民報社
http://www.tomamin.co.jp/2002/cp020706.htm