小池環境相、温室効果ガス削減検討の前倒し呼びかけ（Yahoo! ニュース）

小池環境相、温室効果ガス削減検討の前倒し呼びかけ
（以下引用）
　【ブエノスアイレス＝小野一馬】アルゼンチンで開催されている地球温暖化防止の国際会議「気候変動枠組み条約第１０回締約国会議（ＣＯＰ１０）」で、小池環境相は１５日午後（日本時間１６日午前）、閣僚級会合初日のディスカッションに出席。
　京都議定書では２００５年から協議を始めるとしている「温室効果ガスの２０１３年以降の削減約束」について、今回のＣＯＰから前倒しで検討を始めるよう、各国の代表団に呼びかけた。
　「条約発効１０周年　その成果と将来への挑戦」がテーマのディスカッションには、日本をはじめ米国や中国、ロシア、ＥＵ（欧州連合）など温室効果ガスの大規模排出国の多くがパネリストに顔をそろえ、注目を集めた。
　３番目に演説した小池環境相が、２０１３年以降の削減約束について「議定書の発効で、気候変動防止に対する機運が高まっている今こそ、将来に向けた行動について検討を始めよう」と述べると、地球温暖化の影響が深刻な島しょ国やＥＵ諸国などから賛意が寄せられた。
　しかし、議定書を離脱している米国や、議定書を批准したばかりのロシアが慎重な姿勢を示し、中東諸国なども反対。次期枠組みづくりのプロセスをどういう形で始めるのか、ＣＯＰ最終日の１７日までに詰めの協議が行われる。
（読売新聞） - 12月16日11時13分更新
（以上Yahoo!ニュース引用）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000003-yom-int