スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

より具体的な温暖化防止を狙う 「ポスト・クールビズ」の動向(日経BP)

チェックしたニュースを。

2010年7月27日
より具体的な温暖化防止を狙う 「ポスト・クールビズ」の動向(日経BP
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20100726/104375/

以下引用

クールビズ」の効果

 2005年に国民運動として大々的にスタートした「クールビズ」。6月1日から9月30日までの4カ月間、冷房時の室温を一般的には高めの28℃ にしても快適に過ごせるように、ビジネスパーソンであればネクタイを外し、ジャケットを脱いだ軽装のファッションを推奨している。2008年度の環境省の調査では、クールビズを知っている人は93.6%に上り、冷房の設定温度を高くしている企業は61.8%となった。これによる2008年度の二酸化炭素(CO2)排出量削減効果は172万tで、約385万世帯の1カ月分のCO2排出量に相当するという。エアコンの利用の抑制がCO2の削減に大きく貢献することは、この数値からも明らかだ。

 近年、ネクタイを外したシャツ姿のビジネスマンを見ても違和感がなく、役所の窓口などでは職員が軽装であることが普通になっていることからも、クールビズはすっかり定着していることが分かる。スタートから5年。今や成熟期を迎えたといってもよいクールビズによって、消費者の志向と消費行動に変化を及ぼしつつあるのではないだろうか。

 冬季に、衣類を一枚多く着用することで暖房の設定温度を下げ、CO2削減につなげる「ウォームビズ」に、大きく寄与したことが予想されるヒット商品に、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の発熱する機能性肌着「ヒートテック」がある。このヒートテックは、昨年の秋冬にかけて日本国内で4700万枚を売り上げた。そのユニクロが、「冬はヒートテックなら、夏はこれです」とのキャッチコピーで発表したのが、女性向け機能性肌着「サラファイン」と男性向けの「シルキードライ」だ。通常、クールビズでは、身に付ける衣類を減らしていく傾向にあるが、サラファインシルキードライについては、「一枚余計に着ることで、かえって涼しくなる衣類」というコンセプトを掲げている。

 サラファインは、ハイテク繊維を使った生地を採用することで汗を素早く吸収・拡散し、衣服内を常に快適に保つ。一方、シルキードライは「着心地ゼロ」をうたい、絹のようになめらかな着心地と高い吸湿・吸汗性能を併せ持つ。ユニクロでは、この夏、サラファインシルキードライで合計1700万着の販売を計画しているが、「肌着を加えることでかえって涼しくなる」というユーザー側の意識の変化もあり、製品によっては既に完売したものもあるという。

以上引用