播州織でクールビズ 西脇高生、知事らにシャツ贈呈へ（神戸新聞）

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播州織でクールビズ　西脇高生、知事らにシャツ贈呈へ（神戸新聞）

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（写真）生徒の手による播州織のシャツ。（左から）東国原知事、井戸知事、来住市長、中川市長のために作った＝西脇高校

　播州織でおしゃれにクールビズを-と、兵庫県立西脇高校生活情報科（西脇市野村町）の三年生十二人が、井戸敏三知事や東国原英夫宮崎県知事らにシャツを作った。「高級服にも使われる播州織の良さを全国に伝えたい」との思いを込めてプレゼントする。井戸知事には十五日に贈る。（篠原佳也）


　二月に住民と井戸知事が地域振興策を話し合った北播磨地域夢会議がきっかけ。播州織についての学習成果を発表した西脇高の生徒が「播州織の鮮やかなシャツを着てほしい」と知事に提案。同席していた来住（きし）寿一西脇市長、中川暢三加西市長も含め三人に各三着を贈ることになった。

　「仕事で着られる」「遊び心を取り入れる」などをテーマに、六月下旬から授業や放課後に製作。卒業生の助言を受けながら、十二人がデザインから縫製までを担った。同じ色合いのチェックとストライプ柄を組み合わせたり、ボタンをはめる「前タテ」を二重にしたり、工夫を凝らした。

　ピンク色などのシャツを受け取った来住市長は「素晴らしい仕上がり。議会でも着たい」と大満足の様子。

　来住市長が一度会ったことがあるという東国原知事には、マンゴー色で襟元に県旗のワンポイント刺しゅうをあしらったシャツを仕立てた。今は橋下徹大阪府知事用をあつらえ中だ。

　真鍋歌緒李さん（１８）、田中美帆さん（１７）は「今までになく緊張して丁寧に作業した。この服で夏を涼しく楽しんでほしい」と話している。

(7/10 14:18)

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