お堅い仕事 涼しく軽やか(YOMIURI ONLINE)
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お堅い仕事 涼しく軽やか(YOMIURI ONLINE)
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写真:半袖、ノーネクタイで接客する行員(高知市の四国銀行本店で)
衣替えのシーズンに入り、官公庁をはじめ、多くの企業で地球温暖化防止に向けた取り組み「クールビズ」を導入するケースが増えている。県内でも2日、四国銀行やみずほ銀行などで始まった。
クールビズは、今シーズンが実施4年目。冷房温度を28度に抑え、「ノーネクタイ、ノー上着」で業務にあたる。県では1日から、四国4県合同でキャンペーンを実施し、市町村や企業にポスターを送るなどPRに努める。
<お堅い>イメージがある銀行でも浸透。すでに導入済みの県内の地銀に続き、都市銀行のみずほ銀行高知支店(高知市本町)が今年からスタートさせた。客から見えるカウンター内では、ノーネクタイの男性行員や半袖シャツの女性行員が働く。法人などに外回りに出る際には、上着やネクタイを着用し、従来の銀行マンに“変身”するが、吉川尚・副支店長は「世間に知られた取り組みなので、お客様にも違和感はないのでは」と話している。
四国経済連合会が昨年9月に実施したアンケートによると、四国4県でクールビズを実施した企業は67%に達し、四国電力の推定では、昨シーズンにクールビズで抑制できた電力量は1400万キロ・ワット時で、同シーズンの総消費電力量の約0・05%が節約できたという。
(2008年6月3日 読売新聞)
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