Ｇ８環境相会合：きょうから神戸で開催（毎日ｊｐ）

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Ｇ８環境相会合：きょうから神戸で開催（毎日ｊｐ）

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　主要国（Ｇ８）環境相会合が２４日から３日間、神戸市で開かれる。焦点は地球温暖化で、１２年で期限が切れる京都議定書後の枠組みに米国や中国などの主要排出国を取り込み、今後１０〜２０年で排出量を減少に転じる道筋を示せるかが注目される。

　会合にはＧ８のほか、中国やインド、温暖化に伴う海面上昇の影響が懸念されるカリブ海のアンティグア・バーブーダなど１８カ国が参加する。

　５０年で世界の排出量を半減させる長期目標の実現には途上国での取り組みが重要になっている。日本政府は、途上国の温暖化対策を促すため、二酸化炭素削減と公害防止を一体化した支援を打ち出す。また産業別に削減する「セクター別アプローチ」への支持を求める。

　このほか生物多様性とリサイクルなどの資源循環も議論し、自然との共生や循環型社会の構築を目指す。

　一方、環境配慮型の運営を目指し、会場では参加者にノーネクタイを呼びかけるほか、北海道の高校生が作った雪を使う冷房装置を導入する。コーヒー豆は、森林の乱開発を避ける自然農法で生産した中米パナマ産。閣僚の移動には燃料電池車が利用される見通し。

毎日新聞　2008年5月24日　東京朝刊

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