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博多の夏の正装はクールビズだ。(西日本新聞)

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博多の夏の正装はクールビズだ。(西日本新聞)


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 博多の夏の正装はクールビズだ。今日から始まる博多祇園山笠の長法被姿。下はステテコに雪駄(せった)でホテルや劇場にも入れるが、襟を正すのが山笠(やま)の作法だ。

 山笠の男たちは法被の柄で、どこの流(ながれ)(地区)か見分けがつく。だから、法被姿の不品行は流の名折れになる。長法被のまま選挙事務所に出入りしないのも不文律だ。祭政分離。候補者に“勢い水”は送らない。

 流の心意気を染めた長法被。だが、歴史はそんなに古くない。明治半ば、県知事から「半裸の舁(か)き手が野蛮」と山笠廃止を強いられ、「ならば」と、そろいの法被を着たのが始まりだ。

 博多っ子に法被を着るよう助言し、知事との仲裁を買って出たのが当時の九州日報主筆、故古島一雄。祭りの恩人が今年、初めて飾り山笠の人形になった。戦後は吉田茂内閣のご意見番だった古島翁。「長法被姿は特権にあらず」。今だったら、そう戒めているだろう。(手嶋)
=2006/07/01付 西日本新聞朝刊=

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