府内企業6社と学生連携 ネクタイ開発“祗園音”ブランドで販売目指す（京都新聞）

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府内企業6社と学生連携 ネクタイ開発“祗園音”ブランドで販売目指す（京都新聞）

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京都府内の企業グループが学生のデザインで制作した「祗園音（ギオーネ）」ネクタイ
　京都府内の企業グループが、京都造形芸術大（京都市左京区）の学生たちとネクタイ開発に取り組んでいる。シースルーやえり付きなど若い感性を生かした約１００種類を試作、京都にちなんで「祗園音（ギオーネ）」ブランドでの本格販売を目指している。

　ネクタイ製造や機械メーカーなど６社でつくる異業種グループで、一昨年から京都産業21内での活動として、新商品開発に取り組んできた。昨年春からは同大との産学連携を始め、学生がカジュアルなデザイン約１００種を提案し、和風の柄や透ける素材を使ったものを試作した。

　グループは４月にも法人化し、デザイナーを目指す若者にも参加を呼びかけ、スカーフやマフラーなどにも商品を広げて販売を目指す。機械加工業の川並宏造さんは「天然染料を使用するなど、ライフスタイルを提案できるブランドに成長させたい」と話している。
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