温暖化対策協が発足 ３０団体、会長に新里氏選出 金武湾地域（琉球新報）

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温暖化対策協が発足　３０団体、会長に新里氏選出　金武湾地域（琉球新報）

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地球温暖化防止に取り組むことをめざした「環金武湾地球温暖化対策地域協議会」の設立総会＝１３日、うるま市の石川地域活性化センター舞天館

　【うるま】金武湾に面した地域の行政、企業、地域住民らが共同で地球温暖化防止に取り組むことを目指した「環金武湾地球温暖化対策地域協議会」の設立総会が１３日、うるま市の石川地域活性化センター舞天館で開かれた。同市と金武町、宜野座村で組織する金武湾開発推進連絡協議会（会長・知念恒男うるま市長）のほか、企業や住民組織など３０団体が入会、さらに約３０団体が入会を予定している。
　総会では、発起人を代表して新里隆男元琉球大学工学部教授が「金武湾を取り囲む地帯は４つの発電所を抱える電力エネルギー供給の拠点で、二酸化炭素排出量も多い。温室効果ガス排出量を６％削減するという京都議定書の数値目標達成に向けて、同地域から具体的な取り組みを行っていきたい」と設立の趣旨を説明した。
　同協議会は家庭や企業での省エネ活動の徹底、太陽光・風力など自然エネルギーの普及、リサイクル運動など地域ぐるみの活動の企画などを行うことにしている。総会では環境省那覇自然環境事務所の森芳友係長が「金武湾を取り囲む地域の皆さんが一丸となって取り組まれることは大変心強い」と激励した。
　総会で、同協議会の会長に新里隆男氏を選出した。
　同協議会は地球温暖化防止に関心を持ち、自主的に参加できる団体などを募っている。問い合わせは同協議会事務局、０９８（９６４）７７８８。
(2/14 9:32)
─以上引用─