地球温暖化でホッキョクグマ絶滅の恐れ(nikkansports)
チェックしたニュースを。
地球温暖化でホッキョクグマ絶滅の恐れ(nikkansports)
─以上引用─
9日付の米紙ワシントン・ポストによると、米政府はこのほど、地球温暖化の影響で生息域が脅かされているホッキョクグマを「絶滅危惧(きぐ)種」に指定するかどうかの検討を始めた。指定を受ければ、地球温暖化を理由に哺乳(ほにゅう)類が保護対象となる初のケースという。
米政府は今後60日間、専門家や市民の意見を聴取し、1年以内に指定の是非を決めるが、政府当局者は指定される可能性が高いとの見通しを示している。
同紙によると、ホッキョクグマは現在2万〜2万5000頭が生息しているが、気温上昇による北極の氷の面積縮小で生息域が狭まり、カナダのハドソン湾西部では過去10年間に生息数が15%減少したとの報告がある。
昨年9月には、米氷雪データセンターなどが、夏場に北極海を覆う氷の面積が過去最小を記録したと発表、温暖化がこのまま進行すれば21世紀末までに夏場の氷は消失すると警告した。
このため、環境団体などが同年12月、ホッキョクグマを絶滅危惧種に指定するよう米政府に要請していた。
[2006/2/9/18:51]
─以上引用─