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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

地球に優しくホッと 暖房に“温故知新”(東京新聞)

地球に優しくホッと 暖房に“温故知新”(東京新聞)

─以下引用─ 
 寒い。灯油が高い。電気代も増やしたくない。そんな気持ちが募るこの冬、体を温めるために売れている物を見渡すと、湯たんぽに、ももひき、木くず…と“温故知新”が目立つ。これで暖房器具の使用を減らせば、二酸化炭素排出削減にもつながる。寒さを乗り切る身近な“知恵”を見渡してみた。 (鈴木 久美子)

■衣 ももひきで保温

 この冬、男性の肌着でよく売れているのが、ズボンの下に一枚はくとほっこり温かい「スパッツ」や、短めの丈の「ボクサーパンツ」。こう呼べばしゃれているが、つまりは、ももひき、である。

 ジェイアール名古屋高島屋では、昨冬まではほとんど売れなかったが、この冬は、厳冬の影響や、店内に設けた「ウォームビズコーナー」で販売した成果もあって「驚くくらい」(同店)売れ、現在、品薄状態という。

 「二、三十代の方も結構、来られました。体にフィットして、色は黒やグレー。かっこわるくないんです」とも。すててこや、ズボン下などとも言われ、らくだ色が定番の年配者の愛用品、とのイメージは、もうない。

 女性用では、腹巻きと一体になった毛糸のパンツや、夜休む時に首や肩にまく「ネックウォーマー」も、よく売れたという。

■食 鍋帽子で省エネ 

 スープや煮込みなど、温かい料理は体も温める。コトコトと火にかけて作る料理だが、「鍋帽子」という綿入りの保温カバーを使えば、ガスやIHクッキングヒーターなどで加熱する時間は半分以下になる。

 ポトフなら、鍋に材料や水、調味料を入れ約十五分煮た後、火からおろした鍋に鍋帽子をかぶせておけば二時間でできあがる。朝、出勤前に準備すれば、帰宅時にはおいしい煮込みも食べられる。味のしみこみが良く、煮くずれが少ないというメリットも。

 「一つの火口と考えています。昔から、できあがった料理を保温する保温カバーはありましたが、今の時代に必要な省エネに役立つ道具を作ろうと研究しました」と、鍋帽子を開発した「全国友の会」(東京都)の黒沢雅子さん(64)。同会は、生活技術の研究や普及などしている女性の団体。鍋帽子は会員が手づくりし、三千円程度で販売している。

 食材にも注目しよう。

 「ネギ、ショウガ、トウガラシなど代謝を良くする食材が、体を温めます」と料理研究家で管理栄養士の検見崎聡美さん。

 ショウガのスープや、トウガラシをたくさん入れる韓国風の鍋物など、食べ方もいろいろだ。

■住 木くずを燃料に/湯たんぽも人気

 湯たんぽがよく使われるようになった。店頭に並ぶ商品の種類も増え、昔ながらの金属製以外に、ゴム製の輸入品や、小型のものも。

 木くずなどを粒状に固めた「ペレット」を燃料にするペレットストーブにも関心が高まった。木は吸収(光合成)した二酸化炭素を燃焼で出すだけなので、その意味で大気中の二酸化炭素を増やさない。

 「環境への配慮や、灯油の価格高騰もあり、問い合わせが増えています」と山本製作所(山形県天童市)の菊池敬明環境営業部長。昨冬の倍以上の販売を見込む。

 同じくメーカーの石村工業(岩手県釜石市)も、昨冬の一・五倍を見込む。「炎を見て、ほわっと温まるのがいい、と。主に口コミで広がっています」と石村真一社長。

 燃料のペレットの生産体制ができてきたことも普及理由の一つ。現在、製造工場が全国で約二十カ所に増え、「やがて燃料の地産地消もできる」と菊池さんは話す。
─以上引用─

「ドレスシャツは下着だから更に肌着などはおかしい」と言ってた人もいましたが、そういう人たちの冬はどういう服装になってんでしょうかね。