国会:ノーネクタイ、ノー上着 6月から一部導入へ(MSN毎日インタラクティブ)
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省エネのため夏季にネクタイと上着の着用を自粛する「ノーネクタイ、ノー上着」が、来月から国会でも一部で導入される見通しになった。小泉内閣の閣僚が先月末に軽装化を申し合わせたのにならい、衆参両院の議院運営委員会で検討を進めていた。
国会議事堂内の現在の冷房温度は26度。川崎二郎・衆院議院運営委員長は13日の自民党役員連絡会で「(国会議事堂の)室内の温度は28度と決め、それをベースに服装をどうするかまとめる」と述べ、省エネのため2度引き上げることを前提に、軽装化を進める考えを示した。
衆院議運委は1950年7月、国会内での服装について(1)本会議上では上着着用の開襟シャツ姿ならノーネクタイで構わない(2)委員会では上着なしも可−−と申し合わせたが、その後は風化。現在は「省エネルック」を改良したスーツを着る羽田孜元首相らを除き、大半の議員が真夏でも長袖の上着を羽織っている。同委は月内に結論を出すが「委員会室などでは襟・ボタン付きシャツなら上着なしにすべき」との意見が多い一方で「本会議場では上着を着るべきだ」との意見も残っている。
また、軽装化すると、国会議員の「象徴」である議員バッジがつけられないことも課題となっている。両院が01年から希望者に配布している身分証明書を携行する案が有力だが、自粛には応じず暑さをこらえて「バッジ」着用に固執する議員も出そうだ。【平元英治】。
毎日新聞 2005年5月13日 20時38分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050514k0000m010081000c.html
以上 MSN毎日インタラクティブ 引用