奈良市:一般行政職、事務服貸与を廃止へ 年間750万円の節約−4月から/奈良(MSN)
奈良市:
一般行政職、事務服貸与を廃止へ 年間750万円の節約−−4月から /奈良
奈良市は4月1日から、一般行政職員の事務服貸与を廃止する。67年から続いて来たが、月ケ瀬、都祁両村との合併で職員が141人増えるのを契機に、廃止を決めた。年間約750万円の節減効果で、仮に2村職員に貸与した場合、新たに約530万円が必要になるところだった。
奈良市の事務服は、男性が青色のブレザー。女性は夏服と冬合服がありブラウスやジャケット、タイトスカートなど。男性884人、女性314人が着用している。財政の厳しさから、更新は99年度に男性用ブレザー▽03年度に女性用スカートが最後だった。
市は昨年11月、総務部長を座長に各年代の職員や労組代表で被服選定検討委員会を作った。「夏場は男性がノーネクタイで完全に私服なのに、女性が一律に事務服なのは、男女共同参画から問題」「毎日着るので傷んできた」などの意見が出た。女性職員からは「私服を新たに買いそろえるには、お金がかかる」と心配する声も。【松本博子】
毎日新聞 2005年2月18日
以上MSN毎日インタラクティブ引用
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/02/18/20050218ddlk29010475000c.html