スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

支局長からの手紙:暑さに注意/香川

この記事の支局長の意見と自分の意見がばっちり合います。特に中盤。

内輪の話でなんですが、毎日新聞の社報(7月号)を読んでいて、「ノーネクタイもOK」という記事に目がとまりました。
その記事によると、東京本社では7〜9月を省エネ運動期間とし、冷房の温度を1度高く設定。「期間中は公式の会議でのノーネクタイ、半そでシャツ着用も欠礼としない」とあるではありませんか。
私は入社以来、夏も冬も、ほとんどネクタイをせずに過ごしてきました。社内会議も、春夏秋冬、それで出席していました。
してみると、私はほとんどの会議で「礼を欠いていた」ということになります。
会議で私の意見がめったに採用されないことを常々いぶかしく思っていたのですが、なるほど、それが原因だったんですねえ……。
とりあえず9月末までは「欠礼としない」とのお達しに「やれやれ」と思いましたが、その期間設定には大いに不満があります。
特に今年は、早くから真夏のような酷暑の日が多かったのに、ノータイを「欠礼」とするのは不合理です。最低限、衣替えの6月以降を略装シーズンにすべきじゃないでしょうか。
そもそも私の見解では、ネクタイを締めるかどうかは趣味の問題であって、「礼」とはなんの関係もないはず。フィリピンではバロン・タガログという開襟シャツが公式の服装だそうですが、蒸し暑い日本の気候風土に合ったフォーマルウエアがないのがおかしいのです。かかる不合理に日本のサラリーマン諸氏がどれだけ苦しめられていることか!
そんな公憤を募らせていると、今度は大阪本社の健康管理室から「熱中症対策で、暑い夏を元気に楽しく!」という文書が届きました。
「人間は体温が42度以上になると生命を維持できなくなる」としたうえで、「塩分と水分をしっかりと摂取すること」などの諸注意が並んでいます。必要な塩分は100ミリリットル中、40〜80ミリグラム程度のナトリウムが効果的と、具体的データをあげてのアドバイスもふんだん。
炎天下、取材に駆け回る一線記者たちを心配してくれる気持ちに、うれしくなりました。
甲子園を目指す高校野球の香川大会が大詰めです。選手や取材記者だけでなく、スタンドで声援を送るファンの皆さんも熱中症には十分に注意をしてほしいですね。
脈が速く弱くなり、呼吸も速くなる▽一時的に意識を失ったり、めまいや頭痛、吐き気を催す▽筋肉に痛みやけいれんが起きる▽意識障害が生じ、言動がおかしくなる。そんな症状が一つでもあれば、早急な措置が必要です。【高松支局長・榊原雅晴】
毎日新聞 2004年7月26日

MSN毎日インタラクティブ 2004年7月26日 記事引用)
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/07/26/20040726ddlk37070623000c.html