スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

’04参院選・埼玉:暑さとも闘う6候補 ノーネクタイ/帽子/髪短く…/埼玉

 参院選で埼玉選挙区に立候補した▽社民新人の元衆院議員、日森文尋(55)▽共産元職の党県副委員長、阿部幸代(55)▽民主新人の歯科医院長、嶋田智哉子(41)▽自民現職の党労政局次長、関口昌一(51)▽民主新人の美容室経営、弓削勇人(30)▽公明新人の党青年局次長、西田実仁(41)−−の6氏は2日も、県内各地を飛び回った。公示後9日間は夏日が続き、梅雨時だというのに、候補者や支持者らにとってはカンカン照りの炎暑の選挙戦となっている。各陣営の暑さ対策を聞いた。【参院選取材班】

 日森氏は2日目から背広の上着を脱ぎ、半袖にノーネクタイで演説をしている。「暑い時期に仰々しい格好をして有権者に距離感を持たれるより自然な姿で政策を訴えたい」からだ。ネクタイを着けないのは「国政選挙では初めて」(県連幹部)らしい。

 阿部氏は、日差し対策として帽子をかぶって演説、スタッフもサンバイザー姿だ。窓を開けっ放しの選挙カーの中はクーラーが効かず、水やお茶などで、こまめに水分補給しながら県内を走り回る。夕立などで冷え込んだときのため、ひざかけも用意する。

 嶋田氏は、公示前に髪を短くカットし長く蒸し暑い選挙戦に備えた。ポロシャツを5枚用意し涼しさとカジュアルさをアピールする。また選挙カーには500ミリリットル入りのスポーツドリンクを10本積んで、暑さでダウンしないよう十分な水分補給をしているという。

 関口氏は、日中の遊説や街頭演説では黄色のポロシャツを着ている。選対関係者は「スーツだと見ている人も暑苦しく親近感がわかないため」という。また、途中でダウンしないよう、遊説先の地元議員の事務所などで休憩を取るよう心がけている。

 弓削氏の事務所は、冷たいおしぼりを用意、支持者らに汗をふいてもらっている。本人については「うちの候補者は体力には自信がありますから」と特別な対策を取っていないという。突然の雨に備えるため、選挙カーに約20着のレインコートを積んである。

 西田氏は、移動用の車に冷たい飲み物やおしぼりを入れたクーラーボックスを積んでいる。下着やワイシャツなど着替えも2、3セット用意しているという。選対関係者は「若いので暑さはそんなに負担にはならないが水分はこまめに取っている」と話している。

毎日新聞 2004年7月3日

MSN毎日インタラクティブ記事引用)
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/07/03/20040703ddlk11010249000c.html