スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

石川県におけるサマーエコスタイルキャンペーンについて

中部圏サマーエコスタイルキャンペーン啓発ポスター
現在、地球温暖化が、人類の生存基盤を脅かす深刻な問題となっています。国は、地球温暖化防止のための京都議定書を平成14年6月4日に批准し、この中で、2012年までに二酸化炭素を中心とする温室効果ガスを、1990年に比べ6%削減するという目標を定めました。
この問題は、日常生活や事業活動における大量のエネルギー消費が原因のひとつであり、地域レベルでの取り組みが不可欠です。
これから夏に向けて、消費電力量の増加の一大要因となっているのが、冷房です。一般に冷房の設定温度を1度上げると、消費電力は10%節約できるそうです。
中部圏知事会の9県1市では去年から連携して、できるだけ冷房に頼らない服装の普及を目指して、このサマーエコスタイルキャンペーンを実施しています。
内容
期間 平成16年6月21日(夏至)〜9月23日(秋分
キャンペーン内容 * 適正冷房(28度)の徹底 * 適正冷房にふさわしい軽装勤務の推進

Q and A
Q. 冷房温度が28度では暑くない?
A. オフィスなどでは、スーツのままでただ冷房温度を上げただけでは過ごしにくいと思います。そこで、このキャンペーンでは冷房温度を上げると同時に半袖ワイシャツやノーネクタイという、過ごしやすい服装への切り替えも一緒に実施していこう、というものになっています。
Q. 28度というのはどうして?
A. 労働安全衛生法では、「中央管理方式の空調は17度から28度に設定する」という規定があります。政府や省エネルギーセンターでは、この上限にあたる28度を呼びかけています。
湿度の違いなど、日によっても過ごしやすさは違いますので、差し支えない範囲で冷房温度を上げていただければ、と思います。

(石川県環境政策課 石川県におけるサマーエコスタイルキャンペーンについて 全文引用)
http://www.pref.ishikawa.jp/kankyo/pp/summer_ecostyle/index.html