ノーネクタイ推奨 温暖化防止へ官民一体 山形
地球温暖化防止に貢献しようと、冷房など電力消費の削減を目指す山形県提唱の「やまがた夏のエコスタイルキャンペーン」が21日始まった。
9月23日までの期間中、事業所などの冷房の設定温度を28度と高めに保つ代わりに、上着を脱いだりネクタイを外したりといった涼しげな服装を推奨する。今回から県内の民間企業や各団体と推進委員会をつくり、官民一体で運動を進める。
山形市七日町の百貨店「大沼」前で記念イベントがあり、推進委員長で食品製造業、日東ベスト(寒河江市)の鈴木俊幸会長が「ノーネクタイでも失礼でないことを山形の文化として発信したい」と宣言。メンバーら約30人が一斉にネクタイを外して突き上げた。
推進委が進めるサマーウール生地のジャケットや麻を使った通気性の良いズボンなどのエコスタイルも披露された。
山形市内は最高気温が33.6度と今年最高を記録。メンバーの1人は「こんな蒸し暑い日はネクタイを外した方が楽。この動きが広がればありがたい」と話していた。
(河北新報)[6月22日7時2分更新]
(Yahoo!ニュース 全文引用)
ノーネクタイ推奨 温暖化防止へ官民一体 山形(6月22日 Yahoo!ニュース)