猛暑いつまで 平均気温、平年を大きく上回る（日本海新聞）

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猛暑いつまで　平均気温、平年を大きく上回る（日本海新聞）
http://www.nnn.co.jp/news/100804/20100804007.html

以下引用

2010年08月04日

　先月の梅雨明け前後から半月間にわたり、山陰地方はうだるような暑さが続いている。３日も兵庫県豊岡市で最高気温３７・６度（平年３２・５度）、鳥取市で３５・７度（同３２・４度）と猛暑日となり、今年最高を記録。予報では、この先１週間も暑さは厳しく、１カ月、３カ月予報も気温は高めの予想。連日の暑さに疲労もたまりがちで、熱中症対策など体調管理に注意が必要だ。
激しく照り付ける日差しの下、水飲み場に飛びつき心地よさそうな子どもたち＝３日、鳥取市布勢のコカ・コーラウエストスポーツパーク

　広島地方気象台によると、今年の夏の暑さは太平洋高気圧の勢力が強いことが原因。日本付近の天候に影響を与える熱帯の対流活動が活発なことや、亜熱帯ジェット気流が平年より北に偏っていることも、勢力を強めている一因とみられるという。

　山陰地方は、豊岡市で先月１７日から６日連続で最高気温３５度以上の猛暑日を記録した。１７日以降今月３日までの１８日間のうち猛暑日が１０日もあった。鳥取市や米子市では猛暑日こそ少ないが、連日３４度前後の暑い日が続いている。

　夜も気温が下がらない日が多い。米子市と松江市では３日まで最低気温２５度以上の熱帯夜が７日連続で、寝苦しい環境が続いている。境港市でも６日連続。米子市では先月１８日から今月３日までの１７日間のうち１２日間が熱帯夜だった。

　最高、最低とも高いために平均気温も平年を大きく上回る。梅雨明け後数日は３度以上高く、８月に入っても２度以上高い所が多い。米子市は１日に３０・３度（平年２７・１度）と３０度の大台を超えた。

　広島地方気象台は、この先１週間も平年より気温が高い可能性が７０％の高率としており、猛暑日もありそう。８月後半や９月も高めの予報で、暑くてしのぎにくい日が多いと予想している。

　さらに、時折上空に寒気が入って所によっては短時間に激しい雨が降る恐れがあり、日々の気象情報にも注意するよう呼び掛けている。

以上引用