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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

きょうから2年目のクールビズ お役所の初日を見る(BNN)

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06月01日 (木) 16時52分
きょうから2年目のクールビズ お役所の初日を見る(BNN)

以下抜粋

 環境と財政にやさしいスタイル、今年も。

 6月1日、道内の自治体でも「クールビズ」が始まった。

 これは環境省が2005年から提案をはじめた運動。エアコンの温度を従来よりも高めの28度に設定しノーネクタイなどで暑さをしのぎ、温室効果ガス削減を推進するというもの。突如あらわれたクールビズ族に賛否が渦巻いたことは記憶に新しい。

 札幌市役所でも、今日から今年の「エコスタイル」(クールビズ)が始まった。午前10時の札幌は気温13.7度と肌寒い気候だったが、庁内にも続々とノーネクタイ姿の職員が見られた。
 
 市では00年からエコスタイルに取り組んでいる。昨年度からは期間を6月〜9月の4カ月に延長して実施し、エコスタイルの実践を表すバッジの導入などを行っている。

 同市環境局の黒河雄幸環境マネジメント担当課長は「庁舎は1971年に建てられたもので、個別の温度設定ができない集中冷房方式。1階は風通しがいいのですが、上の階は陽の当たり具合や机の配置で、28度以上になることも」と話す。最近はパソコンなどのOA機器の出す熱が、室温をじわじわと上昇させるらしい。

 道庁でも00年から夏季の軽装を行っている。特に厳格なルールはなく、ノーネクタイで襟のついた服装を、という指導がなされている。もちろん、Tシャツは禁止。
 
 道環境生活部環境室環境政策課の小林昭美主幹は「昨年の話題性から、クールビズはかなり定着しているようだ」と観測する。
 
 「道が主催する会議は、基本的にクールビズ。お越しになる外部の方にもおすすめしています。儀礼的なファッションが必要な会議などでは失礼にならないように、ネクタイ等をする場合もあります」と話す。
  
 道庁は00年に環境マネジメント規格であるISO14001を取得している。オフィスの電気・水道・ガスなどの使用量を減らすことによって、CO2排出量を削減する目的だ。
 
 「他にも公共事業で野生動物への配慮や自然・水質の保護など、北海道の環境をトータルに守ることを目指しています」と小林主幹は話す。工事中に発生する廃棄物のリサイクル化も進めているという。
 
 クールビズは地球環境だけではなく、財政状況の厳しい各自治体にとっては副次的な“効果”を与えるようだ。
 
 札幌市では「エコスタイル」運動(夏はクールビズで室温28度、冬はウォームビズで室温20度を保つ)によって、主要庁舎合計の概算で年間約1,200万円の節減効果があると試算している。本庁舎の夏季の経費節減試算は約250万円、冬季は約150万円となる。「ネクタイを外して経費節減」ならば、少々の不儀礼も仕方がないかも。

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