スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

東レ、来夏のクールビズ対応衣料品企画をアパレル・小売店などに提案開始(NIKKEI NET)

チェックしたプレスリリースを。

東レ、来夏のクールビズ対応衣料品企画をアパレル・小売店などに提案開始(NIKKEI NET)

以下引用
クールビズ対応企画 クール白書(R)の展開について

 東レ(株)はこの度、地球環境問題への全社的取り組みの一環として、2006年夏のクールビズファッションに対応するための衣料品企画をクール白書(R)とし、アパレル・小売店などへ本格的かつ総合的に提案を開始します。
 クール白書(R)は、涼しさと快適さについて当社が科学的に規定する規格に適合し、かつ環境に配慮した素材と、それらの素材を使用した衣料品のデザイン・縫製仕様までを含めて、涼しくかつファッション性を兼ね備えたビジネススタイルとして提案する総合的な企画です。地球環境問題の深刻化を目前に、今夏から始まったクールビズを一過性の流行に終わらせず、来年以降も温室効果ガス削減に向けての社会的な取り組みとして定着・促進させるよう、川上から川下まで一体になった新しい商流に乗せて展開して参ります。
 既に一部では大手SPAやGMS、百貨店、アパレルなどとの取り組みを開始していますが、今後さらに展開を拡大し、2006年向けでの販売規模は300億円(上代換算ベース)を見込みます。

 東レは、クールビズファッションの条件を次の通り考えています。(1)ビジネスウェアとして通用する品格の高さがあること(2)衣料品の基本機能として清涼・軽量・シワになりにくいこと、(3)素材の持つ機能性を活かしながら感性とのバランスがとれていることの3点です。
 これらの条件に従って、今回の新企画では展開アイテムをYシャツ、サマースーツ、ジャケット、パンツ、インナー、ワーキングシャツとし、特にYシャツについては、クレリックシャツを中心とした来年の注目デザインを提案します。そしてそれぞれのアイテムについて、涼しく快適な素材を使用するとともに、副資材についても、メッシュ状の裏地や芯地、穴あきの肩パッドといった工夫を取り入れながら、さらにはカラーや生地の表面感など視覚面も考慮した上で、クールなビジネスシーンを演出するファッション性の高いデザインを総合的に提案して参ります。
 また素材の面では、当社が科学的に定める「涼しさの条件」のいずれかに合致するものを提案します。涼しさの条件について、当社では、通気性に関してインナー向け等肌に近いものでは「通気量100cc/cm2/sec以上」、ジャケット向けでは「50cc/cm2/sec以上」の基準を満たす素材であることと定義しました。また機能特長として吸・放湿性、吸汗・速乾性、接触冷感性、クーリング効果などを有する素材であること、加えてドライで爽やかな肌ざわりや、軽量感によって涼しげな触感・着心地感をもたらすこと、さらには視覚面への配慮も必要と考えています。

 東レは、成長3領域の一つとして「環境・安全・アメニティー」を挙げ、この領域における事業拡大を目指し、水処理事業など環境関連のビジネスについて積極的な取り組みを進めています。
 また、事業所からの温室効果ガス排出削減については、京都議定書での日本の約束である6%削減を東レグループの目標として主体的に取り組み、一定の目処を付けたことから、2008年までのさらに高い目標として京都議定書の目標を上回る1990年比10%削減を掲げています。そして今夏には、会社として「チーム・マイナス6%」に参加するとともに、冷房温度28℃設定のオフィスを快適に過ごすためのクールビズも実施しました。
 さらに来年に向けては、全社における環境への取り組みの強化を進めながら、当社の保有する機能素材と永年に亘り培ったテキスタイル・縫製品のノウハウを組み合わせた今回の新企画によって、広く社会におけるクールビズ運動並びに地球環境問題に貢献していく所存です。
 また同様に、冬場のウォームビズに関しても「ウォーム白書」企画の準備を進めており、東レは年間を通じてファッション分野における地球温暖化防止の取り組みを進めて参ります。
以上引用

軽装における新素材の開発や新しいビジネススタイルの提案はいいことだと思います。
しかしスーツやジャケットなど厚着の要因となる提案までされると、単にアイテム多様化による商品数増ととってしまいます。