スーツ・ネクタイなんて要らない!はてな版

着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

チェックしたニュース 20050711

それではチェックしたニュース!

以下記事
こえ:クールビズ/中 /愛知(MSN毎日インタラクティブ

 ◇夏の“重装備”は不合理の極みだ−−無職・榊原一吉・75(愛知県武豊町
 明治、大正以降、西洋の服装を取り入れて、ネクタイにスーツはハイカラさんのトレードマークとなった。役人から学者、文化人、政治家、実業家、やがては事務系の会社員からセールスマン、そして教員まで当たり前のように身に着けるようになった。途中、戦争などで服装に変化はあったが、いまでは定着してしまった。
 夏の室内は冷房なしには生活できないようになってきた。日本も豊かになったものだ。しかし最近の服飾文化も大きな矛盾がある。男は冷房の利いた室内でスーツにネクタイという重装備。女は肌むき出しのノースリーブに短いスカート。これでは寒くてたまったものではない。そのためにかかる病気もあると聞く。
 日本人よ、そろそろ目を覚まそう。夏、厚着をしても暮らせる西洋の文化をうのみにするのはもうよそう。気温や湿度が根本的に違うのだ。省エネを唱えながら、蒸し暑い夏のドブネズミスタイルはつらいし、不合理の極みだ。
 最近話題のクールビズは誠に結構。21世紀の日本の知恵だ。胸元が寂しくて間が抜けていると思う人は、ループタイも格好いい。ポケットがなくて不便なら気に入ったウエストポーチというファッションだっていいではないか。

 ◇TPOが考慮できれば賛成−−主婦・阪村幸代・68(三重県明和町
 夏に長そでを着て、冬に半そでを着る。かねてから、なんてもったいないことよと思っていました。
 夏、電車に乗って出かける時や会合に出る時など、必ず1枚羽織るものを持って行かなければなりません。汗をかくことによって人の汗腺は発達するというようなことを聞いたことがあります。
 そんなわけでクールビズに賛成です。寒いというほどの冷房をしなくてもよいと思います。それによって地球温暖化防止に寄与できるのなら、なおのことよいではありませんか。
 ただし、ネクタイと背広におさらばしても、だらしない格好はいただけません。女性も海浜を歩くならいざしらず、というようなファッションは一考してほしい。冠婚葬祭のようなTPOを考えなければならない時はともかく、官公庁であろうとどんな職場であろうとクールビズは賛成です。

 ◇京都議定書調印、米国に進言を−−無職・鈴木誠・70(名古屋市守山区
 生活保護世帯数が100万を超える、スマトラ沖大地震で30万人もの死者・行方不明者、幼児虐待、自殺者の急増などのニュースが流れ、日本をはじめ世界の国々で多くの弱者がさまざまな危難に遭っている。
 地球温暖化防止のための京都議定書が発効された。クールビズが政府主導の下、流行語化しているが、地球温暖化の最大の原因である二酸化炭素の排出をどのくらい削減できるかはっきり明示していない。政府の施策として話題になったのは環境税ぐらいだ。これもある意味ではガソリン税増額など、弱者いじめにしかならない面がある。
 それに米国が二酸化炭素最大排出国でありながら議定書から離脱していることの重大さ。大地震の被害援助額では先進国最下位。またイラク派遣軍のためにさらに膨大な軍需費を追加。議定書離脱の理由が、自国の産業に悪影響があるという。米国の人々が豊かであれば、他の国はどうでもいいといわんばかり。飢えと戦争の苦しみにあえいでいる人々がいなくなることを望んでいるかのように思える。しかし地球温暖化が進むとそんなことは言ってはいられなくなる。
 まさに地球の民にとって米国が最大の悪の枢軸となってはいないか。そのためにも日本が自称、盟友国であるなら、あらゆる面で米国に苦言を述べ、イラク派兵の即時撤兵、議定書の調印への進言をすべきだと思うが、私ひとりのたわごとだろうか。

 ◇仕事の性質上できない職種も−−会社員・大田明弘・34(伊勢市
 最近、よく耳にし、とりあえず国家公務員のみの施行であるが、徐々に地方や民間へも浸透してくることと思う。
 真夏日でもネクタイ、上着を着用し、それが正装とされてきた時代を思えば、涼しく軽装で仕事もはかどることだろう。
 でも、忘れてはならない。ネクタイを着用し、スーツで働く人々はピラミッドでいえば、てっぺんのひと握りである。大半は真夏日でどんなに暑くても作業服を着用しなければならなかったり、安全上、ヘルメットや安全靴を着用しなければならない労働者がいることを少しは思っていただきたい。
 また職場によっては冷房がなかったり、炎天下、汗水流して働いている人々もいる。こういった人々は仕事を終えてこそ、自分なりの「クールビズ」ができるが、勤務時間中は決して暑いからといって勝手な服装は許されない。そういったピラミッドの底辺で日本経済を支えている人々のクールビズって何だろうか?

 ◇皆で取り組む必要がある−−高校生・坪内紅蓮・18(大垣市
 地球温暖化防止のためには、クールビズはいい考えだとは思う。
 しかし、皆で取り組まなければ意味がない。一部の人ががんばっても、他の人が二酸化炭素を増やすような行動を取っていたりしていては、なにもならない。
 現代社会は自己中心的な人が増え、身勝手さが目につく。だから、まず現代社会を見つめ直して、そこから変えていかないとかけ声だけに終わってしまう。
 いま問われているのは、私たち自身の生き方だ。

 ◇日本の猛暑に合う洋装文化を−−保険代理店業経営・富松興一・64(多治見市)
 私は以前から「日本の夏は熱帯と同じ気候だから西洋の風俗は合わない」と主張して、夏は専用の開襟シャツに屋号を刺しゅうしたものをオーダーメードでつくり、営業に着用していました。でも一抹の不安はぬぐえませんでした。周囲は皆ネクタイ着用ですから。
 クールビズ大賛成です。でも、政治家の方々の単にネクタイと上着を取っただけの服装はやめていただきたい。警察に逮捕、拘置された紳士に見えて仕方ありません。開襟シャツのデザインは服飾業界のこれからの大きな課題です。ネクタイ着用の開襟シャツもあっていいと思います。
 それに、あらゆる公式の場でも堂々と着用できる文化を育てていただきたいものです。極寒の冬と猛暑の夏を併せ持つ、世界に類例の少ない日本の風土でつくり出した高度な和服の文化があります。洋装の香り高い文化を演出しましょう。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20050709ddlk23070041000c.html
以上 MSN毎日インタラクティブ 引用

以下記事
テーマ:クールビズ 涼しく快適、9割が支持(asahi.com

 小泉首相が率先してノーネクタイ姿を披露してから、1カ月がたちました。上着を脱いで、涼しい装いをするのが梅雨の蒸し暑さをしのぐのに一番効果的なのか、クールビズは約9割という圧倒的な支持を受けています。
 「来年から社会人になる。クールビズは大歓迎」(千葉、23歳男性)、「暑いのに無理する必要がない。パンツ一丁でも構わないと思う」(福岡、53歳男性)という男性の歓迎の声が目立ちます。
 冷え防止や見た目の評価もあります。「強すぎる冷房や暖房で、夏に厚着をし、冬に薄着をするなんておかしいとずっと思っていました」(愛知、45歳女性)、「はっきりいって、夏の汗くさい背広は迷惑!」(神奈川、48歳女性)。
 一方、支持しない派は「おしゃれな人がドレスダウンするならともかく、だらしないだけ」(茨城、36歳女性)と冷ややかです。政治家のクールビズへの支持が約5割になる理由の一つもそこにあるようです。「芸人がネタにしていたが、首相のかりゆしファッションは健康ランドでくつろいでいる人。細田官房長官は村役場の経理課長にしか見えない」(東京、29歳女性)。
 政治家に限らず、ファッションセンスを問われて戸惑う人は多いに違いありません。しかし、これまで幾度となく省エネルックが推奨されてきたのに、普及しなかったのも事実です。
 「もう何年も前から冷房は28度といわれているのにいっこうに定着しないのだから、お上が音頭をとるのも仕方がない」(東京、50歳女性)、「露出度の高い人が軽装でいれば、ほかの人が軽装にしやすい」(東京、40歳女性)ともいえます。センスは少しずつ磨かれていくのではないでしょうか。
 小泉首相のキャラクターがおおいに影響しているクールビズ。「のど元過ぎればのことわざのごとく継続性は期待できない」(神奈川、68歳男性)との声もありますが、果たして数年後はどうなっているでしょうか。
(担当 梶原みずほ)
ライブドア堀江社長がノーネクタイで批判されたが、首相なら年配の人の意識を変えやすい(大阪、36歳女性)
●一流商社の社員だった20、30代、自説を貫くためにクールビズを実行。「そんな格好で大丈夫か」と言われたが、出世が遅れた(東京、70歳男性)
●しまりのない国会運営がさらにだらしなく見える(東京、63歳男性)
●会社が率先しないと、やりにくい。社長が服装については保守的なので難しい(千葉、48歳男性)
●日本人の悪い考え方がよく出ている。権威主義、長いものには巻かれろ的な行動の結果だ(兵庫、64歳男性)
●OL時代、男性は腕まくりはいいが、ひじを出してはならず、汗だくで我慢していた(愛知、32歳女性)
●最近値上げされた背広のクリーニング代が助かる。(千葉、45歳女性)
●カッコイイ、おしゃれな呼び方が功を奏している(山形、42歳男性)
http://www.be.asahi.com/20050709/W17/0035.html
以上 asahi.com 引用