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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

都道府県市町村のニュース 20050620

チェックしたニュースの紹介!

以下記事
県内市町村議会で広がる「クールビズ」(高知新聞
 政府が提唱するクールビズ(夏のビジネス軽装)。県内47の市町村議会でも半数を超える25市町村で議員らがノーネクタイ、ノー上着を推進している。オリジナルのポロシャツまで作る議会があれば、「上着がないと議員バッジも付けにくい」と背広にこだわる議会も。6月定例会は各地でホットな論戦を繰り広げているが、クールビズの評判は?
 25市町村のうち、今夏から取り組みを始めたのが15市町村。残る10市町村は14年の高知国体を契機に導入したという議会が多い。
 最も取り組みが早かったのは春野町。13年9月から夏場の定例会本会議に、全議員が高知国体PR用のポロシャツを着用。現在もそのスタイルを続けている。
 須崎市と池川町は昨年6月、議会オリジナルのポロシャツを作った。須崎市はカワウソ、池川町はオオルリとそれぞれ自治体のシンボルマークが入っている。省エネと自治体のPRを兼ねたユニークな取り組みだ。
 一口にクールビズと言っても、「上着なしでネクタイ着用」(安芸市)、「上着、ネクタイなしで無地のカッターシャツ着用」(香北町)、「襟付きならポロシャツもOK」(高知市)など申し合わせの“ルール”は細かく分かれている。
 いの町は3年前に「不快感を与えない服装」とした。その結果、議場にはポロシャツ、ノーネクタイ、ネクタイ着用とさまざまな服装の議員が混在することに。今夏から同様の申し合わせをした窪川町では、ノーネクタイ派が多かったが「長いしきたりがある。全員が即、ネクタイなしというわけにはいかない」と議会関係者。
 政府主導の突然の取り組みに、戸惑う議員も少なくない。ある議会では、「上着なし」と事前に申し合わせしていたにもかかわらず当日、1人を除いて全員が上着を着て来たという。「やはり慣れている上着がないと格好が付かなかったのでは。議員バッジも付けにくいみたいですし」と関係者。また別の議会では上着、ネクタイ着用で登庁し、議場に入る直前に上着を脱いでネクタイを外した議員も。
 クールビズの効果については「論戦ではいつも汗だくになるので軽装になって良かった」(香北町)、「動きやすくていい」(土佐清水市)などおおむね好評。特に、議場に冷房設備がない日高村では「とても暑かったので、ずいぶん楽になった。村民からの苦情もない」と喜んでいる。
 議場で顔を付き合わせる執行部の方も、議会に倣って軽装にするケースがほとんどだ。
 一方、これまで通り上着とネクタイ着用で臨む議会も21市町村ある(馬路村は未定)。
 「一部から声が上がったが、まとまらなかった」(土佐山田町)、「全く話題にもならなかった」(十和村)、「『ネクタイはするべきだ』という意見が多く従来通り」(室戸市)、「うちは涼しい土地柄なので必要ない」(三原村)などとしている。

 【写真説明】ノー上着、ノーネクタイで涼しげ。県内の市町村議会は半数以上がクールビズを推進している(17日、南国市議会)
以上 高知新聞 引用
http://www.kochinews.co.jp/0506/050618headline07.htm

以下記事
八戸市議会もクールビズ 夏の審議は軽装で(2005/06/18)(デーリー東北)
 八戸市議会は十七日の各派交渉会で七、八月の二カ月間に限り、夏の軽装で審議することを申し合わせた。一方、二十日から六月定例会が始まるむつ市議会は同日の議会運営委員会で、定例会は軽装はしないことを確認。国会で注目される“クールビズ”だが、県内では対応が分かれた形だ。
 八戸市議会は、同日の環境先進都市推進特別委員会が「議員も行動で示すべきだ」(西村吉晴議員)と呼び掛け、承認された。市が地域省エネルギービジョンを策定するなど、省エネを推進していることを受けた。
 七、八月は定例会の予定はなく、本会議場を使わない協議会での審議となる。議会内に異論はなかったが、男性議員からは早速、「どんな服装がいいの?」と、不安げな声も。
 むつ市議会は、六月定例会の期日が七月八日までの予定。合併により、議員六十五人の大所帯となったため、審議会場は本会議場ではなく下北文化会館だが、「傍聴者も多いので」(議会事務局)クールビズは実施しないという。
 県内の旧八市をみると、青森市議会では以前から職員の夏の軽装に準じ、軽装での出席が認められている。一方、残る五市議会で議会としてクールビズ実施を申しあわせているところはない。
以上 デーリー東北 引用
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/06/18/new05061803.htm

以下記事
クールビズ:“聖域”にノータイ進まず 議会、品位重んじ冷房「強」 /静岡(MSN毎日インタラクティブ
 ◇省エネに逆行、本末転倒の声も
 夏の省エネ対策として、官公庁で取り組まれている「ノーネクタイ、ノー上着」。一方、同じ庁舎にある議会ではノーネクタイ派は数少ない。「品位を重んじて」が最大の理由だ。会議室で開く常任委員会ではノーネクタイに踏み切るところも少なくないが、議場は“聖域”のようだ。このため議場の冷房を強くしているところもあり、省エネと逆行する形に。環境NPOからは「もっと柔軟に考えてもよいのでは」との声も上がる。【小林慎】
 今月は県議会が16日に開かれたのをはじめ、各市町村議会の定例会の開会時期にあたる。政府が今月1日から軽装化を推進しているとあって、ほとんどの議会が事前に対応を協議した。
 県内24市議会のうち、今夏に議場でのノーネクタイを許可しているのは静岡▽島田▽磐田▽藤枝▽御殿場▽湖西▽伊豆の7市議会(17日現在)。「社会常識を逸しない服装」(静岡市議会)「ジーパンやポロシャツは不可」(島田市議会)などを議員間で新たに申し合わせた。藤枝市議会の舘正義議長は「会合にもノーネクタイで出席するが、市民の反応は『議会も始めたんだね』で問題ない」と淡々としている。
 このほか、富士宮市議会は03年からノーネクタイを許可しており、今年も同じになりそうだが、それ以外の議会は議場でのノーネクタイを認めていない。
 中には「ノー上着なら可」とする議会もあるが、「質問で登壇する人がネクタイなしはおかしい」「いきなり軽装化は難しい。最初はノー上着だけでいこう」などと議員にはノーネクタイへの抵抗が強いという。
 官公庁では「冷房の温度は28度または弱設定」としているが、上着姿の議員が集まる議場では様子が違うところもある。「ノー上着、ノーネクタイ」を認めない県議会議場を管理する県庁舎管理室は「議会から『暑い』と言われれば設定温度を25度に下げることもある」と話す。
 NPO法人「地球環境と大気汚染を考える全国市民会議」(大阪市)の早川光俊専務理事は「ネクタイを外せとは言わないが、暑いのを我慢せず『品位』を求めてより多くの電力を使うのでは本末転倒ではないか」と話す。また、服装マナーに詳しい「インソース」(東京都千代田区)の主任講師、中村はるみさんは「ノーネクタイが品位に欠けるかはTPOで判断すべきこと。議員がおしゃれ心を持って楽しめば、若者の政治への関心も高まるのでは」と話している。
毎日新聞 2005年6月18日
以上 MSN毎日インタラクティブ 引用
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20050618ddlk22040124000c.html

以下記事
リポート’05:県の「ノーネクタイ、ノー上着」 目立つ試行錯誤ぶり /鹿児島(MSN毎日インタラクティブ
 ◇温暖化対策拡大なるの?−−県庁外では「従来通り」
 地球温暖化対策の一環として話題を呼んでいる夏の軽装。体感温度が2度下がるという「ノーネクタイ、ノー上着」は、県や県内の市町村など行政を中心に拡大しつつある。6月1日の導入から半月が過ぎたが、試行錯誤ぶりも目立つようだ。【神崎真一】
 「いや、いろいろ迷ったんですが……」
 13日午前、民主党国会議員団の表敬訪問を受けた伊藤祐一郎知事から苦笑が漏れた。ネクタイ、上着姿で迎えた団長は、元首相の羽田孜氏で、半袖の背広「省エネルック」姿だった。オイルショック時に考案された奇抜な服だが、流行に関係なく、頑固に着続けている。知事は礼を重んじネクタイを結んだが、いささかバツが悪そうだったという。
 県環境政策課などによると、5月16日時点で、県内75市町村中、軽装を導入していたのは過半数の42市町村。「東洋のハワイ」をPRするため78年、アロハシャツ姿になった指宿市が最も古い。県が6月1日に導入後、拡大。名瀬市が13日、実施に踏み切り、15市の足並みがそろった。
 県議会も13日、各派代表者会議で実施を決めた。委員会や視察などで「ノーネクタイ、ノー上着」に各議員が自主的に取り組むことに「努める」との努力規定。導入後初の委員会は17日の議会運営委員会。議長、県幹部らは軽装だったが、数人の胸元にはネクタイが。また本会議は国会同様、「従来通り」だ。
 「職員にはおおむね好評」と環境政策課は強調する。実際、庁舎内でのネクタイ姿はほとんどが来客。県の一般職員レベルでは、軽装が定着しつつある。
 だが、実は、庁舎内での取り組みでは、温暖化対策効果はゼロ。県庁は従来から空調は28度。冷房設定変更による二酸化炭素削減はまったくない。同課は「快適な職場づくりとともに、職員の環境意識向上がねらい」という。その一方、「本当は民間に拡大しないと本来の効果は期待できない」とこぼす。
 鹿児島市内のホテルで16日午後、開催された県日中友好協会の設立総会。会場の列席者はほとんど背広姿。来賓の伊藤知事はもちろん、数人の県議もほぼ同じ姿だった。「ホテルは涼しすぎだから」「相手が背広で、こっちが軽装というのはどうも。いっそ、申し合わせてほしい」などと、漏らす向きも。
 県の取り組み要領では軽装は「庁舎内」とだけ。県幹部らは外に出ると「従来通り」。温暖化対策としての取り組み拡大には、まだほど遠いのが現状だ。
毎日新聞 2005年6月19日
以上 MSN毎日インタラクティブ 引用
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20050619ddlk46040220000c.html

以下記事
市内でも続々と「クール・ビズ」 (サンデー山口)

県や市、一部企業で取り組み進む
 環境省地球温暖化防止対策として提唱する夏の軽装ビジネススタイル「クール・ビズ(COOL BIZ)」の取り組みが、山口市内でも公官庁を中心に始まった。国の出先機関や県は国に合わせ今月1日から、山口市は13日から軽装に切り替え、多くの職員が涼しげなノーネクタイ姿で職務にあたっている。一般企業にもこうした動きが広がっているが、大半は「温暖化防止は大切だが、お客さん相手に失礼があってはいけない」と対応を決めかねている様子。一方、「クール・ビズコーナー」を設けた百貨店には多くの買い物客が訪れており、売れ行きも好調のようだ。
 山口県は、地球温暖化防止のため5年前からノーネクタイ・ノー上着を奨励する夏季の「エコ・スタイル運動」を実施。今年は「クール・ビズ」を提唱している国に合わせ、例年より1カ月早い今月1日から行っている。この運動は9月30日まで続け、この間、庁舎内の冷房温度を通常よりやや高い28度に設定し、電気・燃料使用量の削減に努めている。
 県環境政策課は「5年前から実施しているので、職員に戸惑いは見られない。今年はマスコミで『クール・ビズ』が大きく取り上げられているので、周囲の理解も得やすくなっている」と話し、「ネクタイをしないだけで、暑さは随分やわらぐ。国や自治体が率先して夏の軽装を行えば、民間も導入しやすくなるのではないか」と期待する。
 2年前から毎週水曜日を「カジュアルデー」とし、夏の軽装・冬の厚着を試みていた山口市でも、今年は今月13日から9月30日まで毎日、ノーネクタイ・ノー上着に取り組むことにした。
 窓口で市民と接することの多い市民課の中野健さんは「ノーネクタイの方がやはり楽。でも、これから毎日となると、どうやってコーディネートしていいのか…。服装で市民に不快な思いをさせないためにも、これから勉強です」と言う。市では職員の大半が「クール・ビズ」に切り替えたが、強制ではないため庁舎内には?ネクタイ派?もちらほら。「大事な面談もあるので、ネクタイは必要」「慣れているから」「軽装の服を持っていない」など、その理由はさまざまだ。
 一般企業でも、「クール・ビズ」に取り組むところが出てきている。中国電力山口支社は、昨年までの「ノーネクタイ運動」に今年から「ノー上着運動」を加えた。今月8日からの実施で、強制ではないが、ほとんどの社員に浸透しているという。また、NTT西日本山口支店でも「ノーネクタイ運動」を実施中。ただ、業務によってはネクタイを外せない場合もあるため、対応は各社員に任せており、同社は「定着するにはまだ時間が必要」とコメント。
 しかし、こうした企業はまだ少数派で、大半はビジネスマナーを重視して、現行通り。あるサラリーマンは「極端かもしれないが、ホリエモンのようにノーネクタイで批判された例もある。日本社会全体で『クール・ビズ』を後押ししてくれないと、なかなか難しい」と本音をポツリ。
(財)省エネルギーセンターの実験によると、上着を脱いでネクタイを外すと、体感温度は2度下がるという。
以上 サンデー山口 引用
http://www.sunday-yamaguchi.co.jp/news/2005/2005.06/19coolbiz.htm