反クールビズ：業界へ配慮 細田長官がネクタイで公務（MSN毎日インタラクティブ）

このブログで「要らない！」と題して活動している関係で、先日ネクタイ業関係者と思われる嫌味な質問状がありましたが、蓋を開けてみればこうですか。ああそうですか。企業努力というのは消費者や社会情勢を踏まえて研究開発していくもので、大臣や政府に泣きつけばいいというものじゃないですよ。
夏場に通気の悪くなるアイテムは望んでません。「要らない」です。
もちろん「する・しない」は個人の自由です。したい人は自由にしてください。
暑いですから涼しげな装いをしましょうよ。
しかし！ほとんどの人が自分のためではなく社会的に着用を強いられている現状ならば、社会のトップがしなくても良いと言うのが筋だと思います。
厚着しているから、首元を絞めているから、無駄なエアコン稼動になり、薄着ですむはずの人がわざわざ厚着せざるを得なくなるんです。
この日本の気候の中でどこでどう誤って習慣化されたか知りませんが、
　　×：季節問わずネクタイ＝社会人のマナー
　　○：季節に合った服装（ノーネクタイ含む）
という意識に変えるべきです。なのにコレ↓ですよ。

以下記事
反クールビズ：業界へ配慮　細田長官がネクタイで公務（MSN毎日インタラクティブ）


ネクタイを着け会見する細田官房長官＝首相官邸で１７日午前９時５１分、川田雅浩写す

　細田博之官房長官は１７日、夏の軽装「クールビズ」の導入後、初めてネクタイ着用で公務をこなした。同日の記者会見では「しゃくし定規にネクタイをすべきでないということではない」と説明。政府の申し合わせをあえて破ることで、クールビズで売り上げ減少を懸念するネクタイ業界への配慮を示した。
　ネクタイは東京都議選の応援演説で八王子市を訪れた際、地元のネクタイ組合から「陳情」の意味を込めて贈られたもの。細田長官は「自由な服装の中で、夏向きのネクタイもあるし、（各自が）考えたらいい」と強調した。前日の記者会見でも「父の日が近い。なるべくネクタイを買ってあげていただきたい」と表明。連日「業界寄り」の言動が続いている。
　日本ネクタイ組合連合会は８日、クールビズ運動でネクタイ業界が打撃を受けているとして、小泉内閣の全閣僚に要望書を出している。【中田卓二】
毎日新聞　2005年6月17日　18時02分
以上 MSN毎日インタラクティブ 引用
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050618k0000m010008000c.html