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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

衣替え:クールに決めたい ノーネクタイ、ノー上着(MSN毎日インタラクティブ)

トラバ・コメント企画「ノータイノージャケに少しでも関心があれば打ってください!」

以下記事
衣替え:クールに決めたい ノーネクタイ、ノー上着

ノーネクタイ、ノー上着で首相官邸に向かう小泉首相=1日午前10時半、川田雅浩写す

ノーネクタイで登庁する町村外相(中央)=外務省で1日午前10時、佐々木順一写す
 「ノーネクタイ、ノー上着」による夏の軽装運動が1日、中央官庁や国会で始まった。薄着の代わりに職場の冷房温度を28度まで上げ、地球温暖化防止に役立てようという試み。小泉純一郎首相をはじめ全閣僚は9月末まで原則、軽装で公務を行う。政府は民間にも参加を呼びかけ、国民運動に盛り上げたい考えだ。ただ、スーツに慣れ親しんできた政治家や官僚には「どんな格好をすればいいの」と戸惑いも広がっている。【中田卓二】
 ◆何を着ればいい?
 午前10時半すぎに出邸した小泉純一郎首相は、沖縄の軽装「かりゆしウエア」姿。シャツは濃いブルーで、薄いグレーのズボンを合わせた。首相は記者団の質問に「楽だね、ネクタイをしないだけで楽だ」と感想を語った。
 自民党武部勤幹事長は、二男が選んだというベージュのスーツにピンクのボタンダウンシャツ姿で出勤。「僕は首が太くて、ネクタイを締めるとつらいから楽」と語ったが「やっぱりまだ抵抗感ありますね」。ネクタイを胸ポケットに入れ、持ち歩いているという。
 町村信孝外相は午前10時ごろ、紺色のスーツに水色のチェック柄のシャツのノーネクタイ姿で外務省に登庁。記者団に「随分大騒ぎするんだなあと、びっくりしますよ」と語った。この日の服装は前夜に自分で考えて決めたという。
 5月31日、首相官邸での政務官会議で、軽装について「何を着ればいいのか」という疑問の声が相次いだ。同日の閣僚懇談会では一部の閣僚から「寒い日に上着を着るのはいけないか」との質問があり、小泉首相が「(軽装は)義務や強制ではないが、部下が軽装しにくくなることのないよう気を付けてほしい。服装は個人のセンスにお任せする」と指示した。
 政府が夏の軽装運動に本格的に取り組むのは、79年の第2次石油ショック以来。当時の大平正芳首相が「省エネルック」として半袖スーツの普及を図ったが、「格好悪い」と評判は今一つで、いつしか立ち消えになった経緯がある。
 国会でも参院が1日から「ノーネクタイ、ノー上着」を導入。郵政民営化関連法案をめぐって野党が審議拒否していた衆院は、各会派の合意を得るのが遅れ、2日から実施する。
 ◆消費拡大に皮算用
 軽装励行で個人消費拡大への期待もある。国家公務員の男性が大手百貨店でシャツや靴などを新調すると、家計の支出増は総額約100億円。地方公務員や民間企業にまで軽装が普及すれば、効果は約6000億円−−。竹中平蔵経済財政担当相は最近、閣僚懇でこんな試算を披露した。
 一方、軽装運動を「苦々しい思い」で見つめるのがネクタイ業界。東京ネクタイ協同組合によると、バブル期に約5500万本あった国内総売上本数(輸入品を含む)は、03年度に4433万本まで減ったが、同組合の小堀剛理事長は「環境問題といわれると抗議しにくい」と頭を抱える。
 夏の軽装について環境省は愛称を公募し、「COOL BIZ(クール ビズ)」に決めた。ビズはビジネスを省略した言葉で、イメージは「涼しく格好良く」。ただ、ある官僚は「ピンクのストライプのシャツとか着たいが、周りから浮くと嫌だからなあ」。とかく横並び傾向が指摘される官公庁では、「クール」(格好良く)の定着にはまず意識改革が必要のようだ。
英訳はこちら
http://mdn.mainichi.co.jp/news/20050601p2a00m0dm004000c.html
毎日新聞 2005年6月1日 12時09分
以上 MSN毎日インタラクティブ 引用
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050601k0000e040057000c.html