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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

「クールビズ」じわり浸透 (asahi.com マイタウン 愛知)

トラバ・コメント企画「ノータイノージャケに少しでも関心があれば打ってください!」
以下記事

サラリーマン、薄着で省エネ

夏の軽装「クールビズ」のシャツが並ぶ紳士服売り場=名古屋市中区の松坂屋本店で

「ノーネクタイ・ノー上着」で体感温度が2度下がる――。冷房エネルギーの節約のため、こんなうたい文句で環境省が提案するサラリーマンの軽装「クールビズ」。細田官房長官もノーネクタイで記者会見に臨むなど、国は省エネのPRに懸命だ。デパートでは専用の売り場が設けられ、社員に奨励する企業も出始めるなど、静かに浸透しつつあるようだ。(石川智通)
奨励企業、予定含め51%
  名古屋市千種区の事務用機械製造会社「リコーエレメックス」は、2年前から社員に「不快感を与えない」軽装を認めている。環境対策に取り組む一環として、夏季の冷房温度を26度から28度に上げるためだ。極端な軽装を除けば、原則として服の種類は自由だ。
  通勤電車快適
  同社広報室の鈴木博さん(53)は27日、ノーネクタイでシャツとチノパンで出社。「最初はネクタイをせずに朝、家を出ようとしたら子どもに『遊びに行くの?』と聞かれました」と苦笑する。
  営業の現場など、社外の人と仕事で接する時はネクタイ、上着の着用が原則で、「ネクタイは公私の区別をつける。外すのはまだ少し抵抗がある」との声も社内にはある。
  しかし、社全体ではおおむね定着した様子で、社員の間では「通勤の電車内でも快適」と好評だ。
  財団法人「省エネルギーセンター」(東京都中央区)は昨年5月、環境問題に関心を持つ企業約1150社を対象に夏季の服装について調査を実施した。回答を得た約150社のうち「軽装を奨励している」、「今後奨励する予定」が全体の約51%を占め、「奨励しない」の約48%をわずかに上回ったという。
  同市中区のデパート、松坂屋本店では18日から、紳士服売り場に「クールビズ」の専門売り場を今年初めて設けた。ノーネクタイでもおしゃれに着こなせるボタンダウンのシャツをそろえ、コーディネートの方法も展示で紹介している。
  販売担当者は「いまのところ約50着売れた。問い合わせはまだ数件だが、今後もっと売れるのではないか」と期待を込める。
  名古屋三越栄本店(名古屋市中区)でも、6月1日から専門コーナーを初めて設置する予定という。
  自治体が率先
  夏季の軽装奨励は自治体でも広がりつつあり、県庁は夏の「ノーネクタイ、ノー上着」キャンペーンが今年で6年目。名古屋市富山県、石川県など中部・北陸・関西の計19自治体も、ノーネクタイの軽装キャンペーンを合同で実施している。
  省エネルギーセンターによると、夏の3カ月間、全国のオフィスビルで冷房温度を26度から28度に引き上げると、年間で原油約31万キロリットル分のエネルギーが節約できるという。
  環境省は、「クールビズ」定着のポイントについて「暑い時期にはネクタイや上着を着用しなくても失礼には当たらない、という意識が社会に浸透するかどうか」とみている。
(5/30愛知各版共通)
以上 asahi.com 引用
http://mytown.asahi.com/aichi/news01.asp?kiji=11745