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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

社説:かりゆしウエア・霞が関の夏のトレンドに(琉球新報)

トラバ・コメント企画「ノータイノージャケに少しでも関心があれば打ってください!」

以下記事
 夏場でも上着にネクタイとお堅い服装のイメージが強い東京・霞が関の省庁で、政府が軽装を勧める取り組みを始めた。これを受け、環境相を兼ねる小池百合子沖縄担当相が十九日の閣議後会見で「かりゆしウエア」の着用を呼び掛け、二十五日には内閣府で展示即売会を開催すると発表した。
 大歓迎である。沖縄で生まれた半袖・開襟シャツのかりゆしウエアはデザイン、着心地ともに優れ、近年にないヒット作。政府が省エネ対策の一環として描く「夏の軽装」のイメージにもマッチするだろう。この機会に普及させ、霞が関のトレンド(流行)にしたい。
 夏の都心は炎天下続きだ。屋外で汗だくのサラリーマンをよく見掛ける。オフィスで冷房の設定温度を下げても、膨大な消費電力で熱が地表に噴き出し、気温を上げる悪循環に見舞われている。
 小泉純一郎首相は、先の地球温暖化対策推進本部の会合で「ノーネクタイ、ノー上着でやります」と宣言。閣僚にも促して政府内、さらには国会内で軽装導入の動きが本格化した。
 軽装と言えば、第二次石油危機後に大平内閣が提唱した「省エネルック」の例があるが、半袖スーツの評判は芳しくなかった。
 そこで環境省はことし、新しい夏の軽装を公募し、愛称を「クール・ビズ」に決めた。涼しい、格好がいいという意味の「クール」に、ビジネスの「ビズ」を組み合わせたが、話題はいまひとつ。
 それなら「センスを疑われない程度」(小泉首相)に色柄や素材を厳選した、かりゆしウエアはどうだろう。二〇〇〇年の沖縄サミットでは、クリントン米大統領(当時)やプーチン・ロシア大統領、ブレア英首相、シラク仏大統領らG8首脳がそろって着用し、好評だった。
 県民でなくとも十分に着こなせることが分かったし、大臣や官僚には率先して着用し、着心地の良さをアピールしてもらいたい。かりゆしウエアなら室温を二度上げることができる。これがトレンドになれば、政府の省エネ政策に間違いなく貢献する。
(5/23 10:24)
以上 琉球新報 引用
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-2444-storytopic-11.html