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着用による健康被害、過度なエアコン設定で環境への影響はどうでしょう。クールビズ賛成!ノーネクタイ・ノージャケット浸透を!

沖縄の暑さ対策は「かりゆしウエア」 (asahi.comマイタウン沖縄)

トラバ・コメント企画「ノータイノージャケに少しでも関心があれば打ってください!」

以下記事
暑き沖縄 8割の企業「着用」2005年5月21日 更新
 亜熱帯・沖縄の長く暑い夏には、ネクタイなんてやぼ。アロハのような開襟シャツ「かりゆしウエア」が定着し、おじさんたちがハイビスカスやチョウの柄で出勤している。NHKのキャスターも県警の刑事も愛用。5、6年前まではネクタイ姿でやせ我慢が主流だったが、「一度袖を通したらやめられない」と一気に広まった。今では黒い会葬用も登場するほど普及、業界では新たなブランド作りも始まった。
(谷津憲郎)
 那覇市中心部。朝の通勤風景は圧巻だ。ジュゴン、ヤシの木、熱帯魚−−。サラリーマンやOLのほとんどが派手な柄のかりゆし姿だ。
 「かりゆし」は、めでたいとか縁起が良いとかいう意味の言葉。名前負けしない色使いに本土の観光客は目を見張る。
 午後6時すぎ。NHK沖縄放送局でニュースを読む男女2人のキャスターもかりゆし派だ。定着したのを見極めて03年から番組内で着始めた。
 「キャスターはネクタイ着用というのが局内外の常識。受け入れられるか心配したが、今では服の購入先を視聴者に聞かれたりしている」
 県庁は4月1日から11月末までを着用期間にして職員に促している。
 観光ムードを盛り上げるため、ホテル業界などが70年代から普及に取り組んできた。急速に広まったのは00年の沖縄サミット以降。デザインが増えて価格が下がったことや、県・地元企業の幹部が率先して着始めたことが引き金になった。
 一着3千円からあり、首を締めずにすそを垂らして着るスタイルが暑さ対策にかなっている。市民権を得ると雪崩現象が起き、長い夏が需要を呼び起こした。
 県ホテル旅館環境衛生同業組合が昨年、一般企業を含む県内の1千社にアンケートしたら「夏場は毎日着用」と答えた社が8割に上った。5年前の倍だ。1人当たりの所有枚数も「6〜9枚」が46%。
 沖縄県警本部長から東京に戻った高橋清孝さん(47)もとりこになった一人。12〜13着持っている。「霞が関で着るわけにはいかないけれど、ネクタイを締めて電車に乗るのは地獄だよ」
 沖縄のデザイナーらが中心になった「かりゆしデザイン事業協同組合」(仲井間文子理事長)も25日に発足。生地作りから縫製、販売までを手掛ける態勢作りを目指す。
 仕掛け人の一人で沖縄都市モノレール社長の湖城英知さん(70)は「新しい沖縄の文化」と喜ぶ。「夏は夏らしい格好がいい。日本人は365日きちんとしすぎ。本土でも行政や経済界のリーダーが率先すればノーネクタイは広まるはず」。かりゆし派への転向を勧めている。
(8/31)

以上 asahi.comマイタウン沖縄 引用
http://mytown.asahi.com/okinawa/news01.asp?c=18&kiji=358